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アルマンド アルマンド allemande

翻訳|allemande

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルマンド
アルマンド
allemande

16世紀にドイツに現れた中庸の速度による落ち着いた2拍子系の舞曲。のち,フランスイギリスに入って好まれたが,17世紀頃から,実際に踊るものから様式化された舞曲となり,しばしば組曲の第1楽章として用いられるようになった。

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デジタル大辞泉の解説

アルマンド(〈フランス〉allemande)

16世紀中頃にあらわれた舞曲。中庸な速度の4分の4拍子で短いアウフタクトで開始する。

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百科事典マイペディアの解説

アルマンド

16世紀中ごろの,ゆるやかな4分の2拍子の舞踊。ドイツの民俗舞踊が原型といわれる。17世紀には踊られなくなり組曲の第1楽章にこの名が使われた。18世紀末には南ドイツのワルツ風舞曲と混同された。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

アルマンド【allemande(フランス)】

フランス料理で、ドイツ風の料理に用いる言葉。代表的なものとして「ソースアルマンド(ホワイトソースの一種。子牛のブルーテソースに卵黄・生クリームレモン汁を加えたもの)」があり、「アッシ・ド・ボー・ア・ラルマンド(hachis de veau à l'allemande、子牛肉を細かく切り、ソース・アルマンドで和え、湯せんした料理)」などのソース・アルマンドを用いた料理、また野菜を敷いてオーブンローストする肉料理などにもこの言葉を用いる。◇「ドイツの」という意。ただし、ソース・アルマンドは淡い黄色がドイツ人の金髪を想起させることから19世紀前半のフランスの料理人アントナン・カレームが名づけたもので、ドイツ風ソースの意ではないとする説もある。

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大辞林 第三版の解説

アルマンド【allemande】

一六世紀のヨーロッパで流行したドイツ起源の舞踊・舞曲。一七世紀には、中庸の速さの四分の四拍子、アウフタクトを特徴とする、古典組曲を構成する最初の舞曲となる。ドイツ舞曲。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アルマンド
あるまんど
allemandeフランス語

舞曲。組曲の最初あるいは2番目に置かれ、4分の4拍子(上拍(アウフタクト)から始まることが多い)の中庸の速度をもつ。この「ドイツ風の」の意をもつ舞曲の起源は不明だが、15世紀末の理論書ではバス・ダンスの一種として扱われており、本格的に流行するのは16世紀からである。初期のアルマンドは、3部分からなる素朴な2拍子系の踊りで、ステップも単純であった。パバーヌなどと同じく、後部に急速な3拍子の舞曲が続くことも多い。17世紀初頭のドイツに現れた器楽アンサンブル用の作品(シャイン、シャイトなど)はこの伝統を受け継いだものである。舞踊としてのアルマンドは17世紀に入るとまったく姿を消し、かわって様式化された舞曲として、組曲に欠かせない存在となる。この新しいアルマンドは、17世紀フランスのリュート様式から強い影響を受けており、短い旋律楽句が声部間で受け渡されるという対位法的手法が中心になっている。[関根敏子]

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世界大百科事典内のアルマンドの言及

【舞曲】より

…17世紀に入ると,性格の異なる舞曲を連ねて組形式とする前世紀からの習慣が発展し,新たに組曲が誕生した。その際,上記の舞曲に代わって緩やかな偶数拍子系のアルマンド,速い3拍子で軽快なテンポのクーラント,サラバンドジーグ,さらにはブーレガボットメヌエットといった宮廷舞曲が組み合わせられた。J.S.バッハの《フランス組曲》や《管弦楽組曲》がその好例である。…

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