ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボー」の意味・わかりやすい解説
ボー
Bo, Carlo
[没]2001.7.23. ジェノバ
イタリアの批評家。文芸誌『フロンテスピーツィオ』で名をあげ,実証主義や理想主義批評に対抗して,エルメティズモ批評を唱えた。作品の評価に際して,歴史的背景や言語的側面を二義的なものとし,作品と読者とのコムニオーネ(共有感)に基礎をおく。この批評的態度は 1935年から 1945年にかけて大きな影響力をもった。1938年からウルビノ大学でフランス文学を講じ,1944年同大学学長に就任。主著『シュルレアリスムの決算』Bilancio del surrealismo(1944),『批評的回顧』Riflessioni critiche(1954),『レオパルディの遺産その他』L'eredità di Leopardi e altri saggi(1964)など。
ボー
Beaux, Cecilia
[没]1942.9.17. グロスター
アメリカの女性画家。フィラデルフィアで W.サーテンに学び,1889年パリに留学。アカデミー・ジュリアンに通い,かたわらラザールのアトリエで学んだ。 1891年ニューヨークに定住,1902年パリの美術協会の会員となり,1913年と 1923年にパリで肖像画展を開いた。 T.ルーズベルト夫人と子供たちを描いたものなど,子供の肖像画に定評があった。主要作品は『白い服の少女』『夢見る人』。
ボー
Bo
ボー
baud
ボー
bow
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報