ボー(その他表記)Bo, Carlo

デジタル大辞泉 「ボー」の意味・読み・例文・類語

ボー(baud)

アナログ通信回線でのデータ通信における、変調速度の単位。1ボーは1秒に1回変調することを表す。モデムなどのデータ通信における転送速度bps)とは異なる。1回変調で4ビットのデータを転送する場合、600ボーのモデムの転送速度は2400bpsとなる。

ボー(Bo)

シエラレオネ中部の都市。英国植民地時代の首都であり、内陸部における行政・商業の中心地。19世紀末にフリータウンとの間に鉄道が敷設された。パーム油コーヒーカカオ集散地ダイヤモンド、金を産する。ボータウン

ボー(bow)

ボウ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ボー」の意味・読み・例文・類語

ボー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] bow ) リボンなどを蝶結びにしたもの。婦人、子ども服アクセントなどに用いられる。
    1. [初出の実例]「和服の布でつくったボウは、〈略〉華やぎがなかった」(出典:無きが如き(1981)〈林京子〉一)

ボー

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語・英語] baud フランス人の発明家の名にちなむ ) データ通信における変調速度の単位。一秒間に伝送できる電気信号の数を表わす。〔電気工学ポケットブック(1928)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボー」の意味・わかりやすい解説

ボー
Bo, Carlo

[生]1911.1.25. セストリレバンテ
[没]2001.7.23. ジェノバ
イタリアの批評家。文芸誌『フロンテスピーツィオ』で名をあげ,実証主義や理想主義批評に対抗して,エルメティズモ批評を唱えた。作品の評価に際して,歴史的背景や言語的側面を二義的なものとし,作品と読者とのコムニオーネ(共有感)に基礎をおく。この批評的態度は 1935年から 1945年にかけて大きな影響力をもった。1938年からウルビノ大学でフランス文学を講じ,1944年同大学学長に就任。主著『シュルレアリスムの決算』Bilancio del surrealismo(1944),『批評的回顧』Riflessioni critiche(1954),『レオパルディの遺産その他』L'eredità di Leopardi e altri saggi(1964)など。

ボー
Beaux, Cecilia

[生]1863. フィラデルフィア
[没]1942.9.17. グロスター
アメリカの女性画家。フィラデルフィアで W.サーテンに学び,1889年パリに留学。アカデミー・ジュリアンに通い,かたわらラザールのアトリエで学んだ。 1891年ニューヨークに定住,1902年パリの美術協会の会員となり,1913年と 1923年にパリで肖像画展を開いた。 T.ルーズベルト夫人と子供たちを描いたものなど,子供の肖像画に定評があった。主要作品は『白い服の少女』『夢見る人』。

ボー
Bo

シエラレオネ中南部の町。サザン県の県都。フリータウン東南東約 176kmに位置。 1930~61年イギリス保護領シエラレオネの首都。同国南部の商業中心地で,道路交通の要地。ショウガ,米,パーム油,パーム核,カカオ,コーヒーなどを集散。教育中心地でもあり,教員養成大学をはじめ各種の教育施設がある。人口2万 6000 (1988推計) 。

ボー
baud

電信やデータ伝送などの符号伝送における通信速度の単位の一つ。略号はB。信号の変調過程で1秒間に状態の変化する回数を表わし,変調速度と呼ばれる。昔の電信では1秒間に送るパルスの数を表わし,この単位がもっぱら用いられたが,最近のデータ信号伝送では「ビット/秒」が情報の伝送速度としてより広く用いられている。

ボー
bow

服飾用語で,リボン,細幅のレース,糸などでつくった蝶結びをさす。元来は弓,弓状の曲線を意味する語。衣服の閉じ合せや糸端の始末などの最も初歩的な技法の一つであり,普遍的な装飾法でもある。 18世紀女性服の胸飾り,19世紀以降の男性の蝶ネクタイ,髪飾りなどが代表例。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ボー」の解説

ボー

アナログ通信で、1秒間に変復調できる回数を表す単位。1秒間に1回変復調をすると「1ボー」となる。モデムなどの通信機器は、キャリア波と呼ばれる「波」を使って情報を伝送するが、この波の変復調を1秒間に何回行えるかによって通信速度が変わる。また、1ボーあたりに何ビットの情報を送れるかによって回線速度(bps)が決まる。たとえば、1回の変復調で1ビットの情報を送れる300ボーのアナログモデムの速度は300bps(1ビット×300ボー)、14ビットの情報を送れる2400ボーのアナログモデムの速度は3万3600bps(14ビット×2400ボー)となる。1ボーあたりの情報量は変調方式によって異なる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボー」の意味・わかりやすい解説

ボー
ぼー
Vaud

スイス西部の州。面積3212平方キロメートル、人口62万6200(2001)。州都ローザンヌ。住民はフランス語を話し、プロテスタントが多い。北部はジュラ山脈、南東部はアルプスで、これらに挟まれたミッテルラント南部の丘陵地となっている。農牧業が盛んであるが、ジュラ山脈地域に散在する時計工業、アルプス地方の観光業に特色がある。1803年スイス連邦に加盟した。

[前島郁雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ボー」の意味・わかりやすい解説

ボー

シエラレオネの中部の都市。内陸部の行政,商業の中心地で,イギリスの保護領時代には,その最大都市で主都でもあった。周辺で生産されるヤシ油,ショウガ,コーヒー,カカオなどの集散地で,これらの産物は主として首都のフリータウンへ運ばれている。また各種の学校や図書館,病院などもあり,教育,文化の中心ともなっている。人口14万9957人(2004)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

DBM用語辞典 「ボー」の解説

ボー【baud】

(1)テータ送信速度の単位。または、あるチャネルを通じてデータが送信される際の最高速度。(2)ボー・レイト(Baud rate)ともいう。1秒間にモデムが送受信できるのが何ビットかを表す場合もあるが、本来は、1秒間に通信速度が変化する回数を示す単位。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティングDBM用語辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「ボー」の解説

ボー

アメリカ第44代大統領、バラク・オバマの飼い犬。ポーチュギース・ウォータードッグのオス。大統領の娘にアレルギーがあるため、アレルギーを起こしにくい犬種(毛があまり抜けない、体臭が少ないなど)が選ばれた。2021年5月死亡。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のボーの言及

【ローザンヌ】より

…スイス南西部,レマン湖北岸に位置する観光都市。ボーVaud州(カントン)の州都。人口11万6000(1996)。…

※「ボー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android