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イスマイリア Ismailia

百科事典マイペディアの解説

イスマイリア

エジプトの北東部,スエズ運河の中央にある都市。1863年スエズ運河開設の根拠地として建設され,イスマーイール・パシャの名にちなんで命名。カイロとはイスマイリア運河で結ばれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

イスマイリア【Ismailia】

エジプト北東部,同名州の州都。アラビア語でal‐Ismā‘īlīya。人口26万(1992)。古代名はティムサーフ村で,1863年スエズ運河工事に伴い運河中央部ティムサ湖の北にある丘の上に建設された町。当時のエジプト統治者イスマーイール・パシャの名を冠したこの町は,運河開通後急速に発展し,70年に市となった。カイロとは運河で結ばれ,現在は各種工業も発達している。町並みはフランス風に整備されて美しい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イスマイリア
いすまいりあ
Ismailia

エジプト、スエズ運河の中間点にある港町。人口25万5134(1996)。ティムサ湖西岸にフランス風の市街地が広がり、同湖とナイル川とはイスマイリア運河で結ばれる。またポート・サイド、カイロ、アレクサンドリア、スエズへは鉄道、道路が通じている。1967年の六日戦争(第三次中東戦争)では大打撃を受けた。現在はスエズ運河を航行する船舶の管制指令本部があり、石油、農産物の集散地でもある。1863年レセップスのスエズ運河会社により、運河掘削の基地としてつくられた。イスマイリアという名の由来は、エジプト副王イスマーイールからきている。[藤井宏志]

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