イスマーイール・パシャ(読み)イスマーイールパシャ

百科事典マイペディア 「イスマーイール・パシャ」の意味・わかりやすい解説

イスマーイール・パシャ

エジプトムハンマド・アリー朝の副王(1863年―1879年)。しきりに開化政策をとったが財政困難となり,英国スエズ運河株を売り渡し,英仏共同の財政管理を受けるに至り,両国干渉退位
→関連項目カイロムハンマド・アリー

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「イスマーイール・パシャ」の解説

イスマーイール・パシャ
Ismā‘īl Paşa

1830~95(在位1863~79)

ムハンマド・アリー朝第5代の君主オスマン帝国よりヘディーヴ称号を与えられる。エジプトの文明開化政策を遂行したが,外債償還のためスエズ運河株をイギリスに売り渡し,ついにエジプト財政を破産させ英仏の支配を受けるに至った。

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367日誕生日大事典 「イスマーイール・パシャ」の解説

イスマーイール・パシャ

生年月日:1830年12月31日
ムハンマド・アリー朝第4代の王(在位1836〜79)
1895年没

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