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インスリノーマ インスリノーマ insulinoma

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デジタル大辞泉の解説

インスリノーマ(insulinoma)

膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島にあるβ(ベータ)細胞にできる腫瘍(しゅよう)。インスリン分泌が過剰となり、低血糖を起こす。良性と悪性とがある。

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栄養・生化学辞典の解説

インスリノーマ

 膵臓のランゲルハンス島のB細胞にできる腫瘍.良性も悪性もある.高インスリン血症,低血糖をもたらすことが多い.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

インスリノーマ【insulinoma】

膵臓のランゲルハンス島にできるインシュリンを分泌する腫瘍。良性のものと悪性のものがある。低血糖発作が主症状。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インスリノーマ
いんすりのーま
insulinoma

インスリンを産生する機能性腫瘍(しゅよう)で、膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島にあるβ(ベータ)細胞の腫瘍である。古くはインスリンを分泌するランゲルハンス島の腫瘍としてインスローマ(膵島細胞腺腫(せんしゅ))とよばれていたが、ランゲルハンス島からはガストリンやグルカゴンなどを分泌する腫瘍が報告されるようになり、インスリノーマとして区別された。おもな症状は低血糖で、腫瘍細胞から生体の制御を受けず自律的に血糖降下作用をもつインスリンが過剰に分泌されるために、血液中のブドウ糖が正常以下に低くなってしまう。このほか、発汗、ふるえ、動悸(どうき)、不安感、飢餓感、ときには頭痛や眠気などの症状を訴える。重症の場合には、けいれん発作や昏睡(こんすい)に陥ることがある。このような発作は空腹時、とくに明け方に多くみられ、だんだん強まるのが特徴で、食物を摂取すると回復する。
 診断は血糖および血中のインスリン濃度の測定によるが、CTスキャンや膵静脈撮影によって腫瘍を確認することが必要である。治療は原則的には手術で腫瘍を摘出することであるが、手術できない場合は、副腎(ふくじん)皮質ホルモンやストレプトゾトシンなどを経口投与することで、症状の改善がみられることがある。[高野加寿恵]

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