ウィレム2世(読み)ウィレムにせい[オランダおう](英語表記)Willem II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィレム2世」の意味・わかりやすい解説

ウィレム2世[オランダ王]
ウィレムにせい[オランダおう]
Willem II

[生]1792.12.6. ハーグ
[没]1849.3.17. ティルブルフ
オランダ (ネーデルラント) 王 (在位 1840~49) 。ウィレム1世長男。 1795年オランダ連邦共和国の崩壊により家族とともにイギリス亡命。イギリスで軍事勤務に従いワーテルロー会戦に参加,1840年父の退位により即位し,危機に瀕した国家財政を再建した。 48年フランス二月革命波及を恐れて,J.トールベッケらの主張する自由主義的な憲法改正を行なった。

ウィレム2世
ウィレムにせい
Willem II

[生]1626.5.27. ハーグ
[没]1650.11.6. ハーグ
オランダ (ネーデルラント) 連邦共和国総督 (在任 1647~50) 。フレデリク・ヘンドリクの子。イングランド王チャールズ1世の長女メアリーと結婚。亡命したイングランド王チャールズ2世の復位を画策し,またミュンスターの和約に満足せず,フランスと連絡をとり,対スペイン戦争再開をはかり,ホラント州を中心とする和平派と対立した。イングランド王ウィリアム3世の父。

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367日誕生日大事典 「ウィレム2世」の解説

ウィレム2世

生年月日:1792年12月6日
ネーデルラント国王(在位1840〜49)
1849年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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