ウェッデル海(読み)ウェッデルかい(英語表記)Weddell Sea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウェッデル海
ウェッデルかい
Weddell Sea

南極大陸沿岸部の大西洋側,南極半島コーツランドの間の入り海。 1823年イギリスの J.ウェッデルの初探検にちなんで命名。奥部にはロンネ棚氷フィルヒナー棚氷が海面に張出しており,冬季には南緯 56°ぐらいまで氷が広がり,大陸沿岸では接岸が困難な部分の一つ。棚氷の東端には V.フックスらイギリス南極横断隊 (1957~58) の出発点としてシャクルトン基地が一時建設された。現在はその西隣でアルゼンチン隊のヘネラルベルグラノ基地 (55建設) が観測を続けている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ウェッデルかい【ウェッデル海 Weddell Sea】

南緯72゜,西経45゜付近に中心をもち,クイーン・モード・ランドのノルベジア岬Cape Norvegiaと南極半島との間を南極大陸に深く入り込んだ海域。南はほぼ南緯77゜に達し,フィルヒナーFilchner氷棚,ロンネRonne氷棚に接する。1823年2月,イギリスの船長ウェッデルJames Weddell(1787‐1834)がこの海域に侵入し,〈ジョージ4世海〉と命名したが,後年発見者の名を冠した。

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大辞林 第三版の解説

ウェッデルかい【ウェッデル海】

南極大陸の大西洋に面する湾入部。南極半島とコーツランドとの間に入りこんだ海域で、1823年イギリスの探検家ウェッデル(1787~1834)が発見。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウェッデル海
うぇっでるかい
Weddell Sea

南緯72度、西経45度を中心として、西南極大陸へ入り込んでいる海域。1823年、イギリスのジェームズ・ウェッデルが発見し、ジョージ4世海と命名したが、のちに発見者の名をつけられた。密流氷が大部分を覆っており、内部への航海は困難である。[楠 宏]

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