ウルグ=ベク(英語表記)Ulugh Beg

旺文社世界史事典 三訂版 「ウルグ=ベク」の解説

ウルグ=ベク
Ulugh Beg

1394〜1449
ティムール朝第4代の君主(在位1447〜49)
ティムールの孫で,シャー=ルフの子。すぐれた文化人で,歴史・数学・天文学にくわしく,サマルカンドに当時世界最高水準天文台を建設した。彼の暗殺後,ティムール朝は内紛拍車がかかり,衰退期にはいった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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