コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

エスニック料理 エスニックリョウリ

3件 の用語解説(エスニック料理の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

エスニック‐りょうり〔‐レウリ〕【エスニック料理】

民族料理。特に、アジアアフリカの料理のこと。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

エスニック料理【エスニックりょうり】

エスニックethnicは〈民族の〉という意味であるが,日本でエスニック料理という場合は,インドネシア,タイなど東南アジアの料理や,インド西アジア中近東といった地域の料理をさすことが多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エスニック料理
えすにっくりょうり
ethnic cooking

エスニック料理とは、本来「民族料理」の意味であり、各民族独自の料理がこれに該当する。しかし一般には、特定の民族や国に伝わる料理を総称することばとして用いられている。具体的にはタイ、ベトナムカンボジア、インドネシアなどの東南アジアや、アフリカ、さらにはブラジルなどの中南米の料理をさすことが多い。これらは1980年代中ごろからニューヨーク、東京、パリなどの都市のレストランで流行の先端を行く料理として紹介、提供されるようになり、脚光を浴びるようになった。
 エスニック料理の代表ともいえる東南アジアの料理の特徴としては、使用される調味料があげられる。第一に、魚やエビを発酵させてうま味を引き出した魚醤(ぎょしょう)(魚醤油(うおじょうゆ))や蝦醤(かしょう)がある。魚醤はタイではナンプラー、べトナムではヌクマム(ニョクマン)、カンボジアではタクトレイとよばれている。日本料理でいえば、秋田の「しょっつる」、石川の「いしる」が魚醤に近く、タイではカピとよばれる蝦醤は塩辛に近い。第二にトウガラシがあげられる。乾燥したものを使用する日本とは異なり、生を使用する。第三にココナッツミルクがあげられる。これは料理にもデザートにも使用される。
 またハーブやスパイスも特徴的で、ほとんど生のまま使用する。ショウガやニンニク、香菜(シャンツァイ、パクチー、コエンドロなどともいう)、レモングラス、バイ・マックルー(コブミカンの葉で柑橘(かんきつ)類特有の強い香りをもつ)などで独特の味、香りを加える。さらにこれらのうま味、辛味、甘味に加え、柑橘類の絞り汁やタマリンド(マメ科の植物)の熟した果肉に水を加えて絞った甘酸っぱい液を使って酸味を加える。
 代表的な料理に、タイのトムヤムクン(エビを使った酸味と辛味のきいたスープ)、ベトナムのゴイクン(生春巻)、インドネシアのナシ・ゴレン(炒飯(チャーハン))などがある。[田中伶子]
『繁盛店メニュー戦略編集部編『エスニック料理』(1988・同朋舎出版) ▽梁超華著『アジア エスニック料理』(1992・柴田書店)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

エスニック料理の関連キーワード民族意識エスニック・グループエスニシティーエスニックエスニックグループエスニックマイノリティーエスノエスニッククレンジングエスニックメディアエスニックルック

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

エスニック料理の関連情報