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エナメル質 エナメルしつ enamel

翻訳|enamel

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エナメル質
エナメルしつ
enamel

歯の表面をおおう,無機成分に富む (97%) 組織。歯牙のエナメル芽細胞から生成される。人間の組織のなかで最も硬い組織で,内部の象牙質や歯髄を保護している。無色であるが,人によって歯の色が異なるのは,エナメル質の厚さに応じて,その下の象牙質の色合いが異なって写るからである。

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デジタル大辞泉の解説

エナメル‐しつ【エナメル質】

歯冠象牙質を覆う乳白色半透明の硬質組織。カルシウムを主とする無機物を特に多く含み、硬度石英に勝り、身体中で最も硬い。琺瑯質(ほうろうしつ)。

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栄養・生化学辞典の解説

エナメル質

 単にエナメルともいう.歯の歯冠表面を覆う組織.リン酸カルシウム糖タンパク質が主な成分.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

エナメルしつ【エナメル質】

歯冠の表面をおおう乳白色の硬い層。咀嚼そしやく面で厚く、歯肉の部分に近づくにつれて薄くなる。琺瑯ほうろう質。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エナメル質
えなめるしつ

歯冠(歯ぐきから出ている部分)の表面を覆い、象牙質(ぞうげしつ)を保護している組織で、ほうろう質ともよばれる。生体中でもっとも硬い組織で、鉱物の硬度基準となるモースの硬度では6~7度になる。その組成は、水分2%、無機質96%、有機質2%であり、大部分が無機質、とくにハイドロキシアパタイトからなっている。エナメル質は上皮性の組織であるが、神経組織がないため、ここだけむし歯にかかっても痛みを感じることはない。エナメル質が形成されるのは、口腔(こうこう)内に歯が萌出(ほうしゅつ)する以前である。[村井正昭]

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世界大百科事典内のエナメル質の言及

【歯】より

… 第2はその他すべての脊椎動物,つまり顎骨(がくこつ)を備えた顎口類にみられるリン酸カルシウム質の歯で,真の歯ともいうべきものである。これは中心部にある歯髄,主体をなす象牙質,歯冠表面のエナメル質,および哺乳類の歯根表面にあるセメント質という4種の組織からなる特異な器官で,発生学的には歯髄,象牙質,セメント質は真皮を母体とし,エナメル質は口腔上皮を母体として形成される。エナメル質は鉱物質の結晶のかたまりで,生体中で最も硬度の高い組織であるが,他の3組織は生活組織である。…

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