エバンズビル(その他表記)Evansville

デジタル大辞泉 「エバンズビル」の意味・読み・例文・類語

エバンズビル(Evansville)

米国インディアナ州南西部の都市オハイオ川北岸に位置する。周辺に農業地帯が広がり、石炭石油を産し、商工業中心地として発展。エバンズビル大学が所在。南東郊に先住民が築いた、エンゼルマウンドとよばれるミシシッピ文化期の墳丘遺跡がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「エバンズビル」の意味・わかりやすい解説

エバンズビル
Evansville

アメリカ合衆国インディアナ州南西部にある商工業都市。人口11万5918(2005)。オハイオ川をへだててケンタッキー州に接している。インディアナ南部,ケンタッキー西部,イリノイ南東部のほぼ中心にあり,古くから商業の中心地。周辺には石炭,石油の産地をひかえる。州最大のインディアンの遺跡エンジェル・マウンズが市の南東郊にあり,北西約30kmにはロバート・オーエンのつくった理想郷ニューハーモニーの町がある。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「エバンズビル」の意味・わかりやすい解説

エバンズビル
えばんずびる
Evansville

アメリカ合衆国、インディアナ州南西部、オハイオ川に臨む港湾都市。人口12万1582(2000)。石炭・石油地帯および農業地帯に立地する重要な積出し港、商業の中心地として、南部地域への門戸となっている。家具機械衣料プラスチック、食品などの工業がある。19世紀初頭に、オハイオ川のフェリー発着所として町が創設された。市域には、動物園や多くの公園、約1万人を収容する競技場などがあり、メソジスト系のエバンズビル大学の所在地。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エバンズビル」の意味・わかりやすい解説

エバンズビル
Evansville

アメリカ合衆国,インディアナ州南部,オハイオ川の北岸にのぞむ港市。豊かな農業地域に位置するうえ,付近に炭田と油田が発見され,1853年ウォバッシュ=エリー運河が完成してから,交通,輸送の便に恵まれて発展した。工業は多様化しているが,おもなものは製薬,アルミニウム製品,プラスチックなど。エバンズビル大学 (1854創立) ,インディアナ州立大学分校がある。人口 11万7429(2010)。

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百科事典マイペディア 「エバンズビル」の意味・わかりやすい解説

エバンズビル

米国,インディアナ州の商工業都市。オハイオ川北岸に位置し,家具・自動車・冷蔵庫などの製造と石炭・農産物の集散が盛ん。陸上,航空交通の要地でもある。11万7429人(2010)。

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