エピキュリアン(読み)えぴきゅりあん(その他表記)epicurean

翻訳|epicurean

精選版 日本国語大辞典 「エピキュリアン」の意味・読み・例文・類語

エピキュリアン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] epicurean )
  2. エピクロス門下の人々。また、俗に、官能的、刹那的な快楽を追い求める人のこと。快楽主義者。享楽主義者。
    1. [初出の実例]「僕はボヘミヤンだ。君のやうなエピキュリアンぢゃない」(出典:路上(1919)〈芥川龍之介〉三〇)
  3. 美食家食道楽

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エピキュリアン」の意味・わかりやすい解説

エピキュリアン
えぴきゅりあん
epicurean

狭義には、古代ギリシアの哲学者エピクロスの哲学説を信奉、継承する人をいう。すなわち、その原子論的自然観と快楽主義的倫理観を継承する人であり、近代ではガッサンディホッブズコンディヤックがその代表者である。広義には、快楽主義、享楽主義的な生き方信条とする人をいい、粗野な肉体的快を追求する者である場合も、洗練された精神的快を追求する者である場合もある。

[加藤信朗]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む