出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
フランスにおける間接税の一種。封建制のもとで臣下が君主の非常時に用立てた援助金を起源とする。この金の調達のための租税が恒久化し,17,18世紀には,ブドウ酒その他の飲料酒消費税を中心に魚,石鹼,デンプンなど広く生活物資を対象とする消費税一般を表し,請負制で徴収されて有数の税収をあげた。その中心をなすブドウ酒の場合,卸売税,都市移入税,小売税,販売免許税など各種の税目を含み,販売・輸送の各段階で課税され,税の上乗せで小売価格は倍になったといわれる。請負人は酒蔵を検査して在庫量を確認したうえ,販売・輸送のつどに申告・納税させた。税が施行されたのは北部,中央部の諸州に限られ,極端な地域差があった。この格差は過重な税負担とともに流通・消費をはなはだしく阻害し,都市部での価格高騰と生産地での売れ残りや生産中止を招くに至った。身分的差別も大きく,貴族や僧侶に対しては地酒が免税にされた。
→徴税請負
執筆者:常見 孝
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…レモン,オレンジなど果汁の多いかんきつ類を材料とすることが多い。ふつうスカッシュは炭酸水を加えたものをいうが,水を加えたものでもスカッシュと呼んだり,炭酸水を加えてもエードと称することもあり,これといった決りがあるわけではない。エード【伊藤 多喜男】。…
※「エード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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