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オートクチュール オートクチュール haute couture

翻訳|haute couture

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オートクチュール
オートクチュール
haute couture

高級衣装店。本来は高級裁縫の意。創始は一般にナポレオン3世ウージェニーの専属ドレスメーカー,C.F.ウォルトとされる。 1868年に創立され 1911年に改組されたパリ高級衣装店組合事務局 La chambre syndicale de la couture parisienneの規約にみられるオートクチュールの条件は,(1) 年2回,一定期間内に生きたマヌカンを使って 60点以上の作品を発表すること,(2) その店の創作衣装を顧客に売ること,(3) 規格化量産を行わないこと,(4) 外注作業を行わないことなどであり,43年には法的にその著作権が認められた。

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デジタル大辞泉の解説

オート‐クチュール(〈フランス〉haute couture)

高級衣装店。特にパリの高級衣装店協会に加盟している店のこと。

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百科事典マイペディアの解説

オートクチュール

フランス語で高級衣装店の意。一般にはパリ・オートクチュール組合に属するものをさす。ディオールカルダンジバンシーサン・ローランなどの店が名高く,シーズンごとにコレクションを開き新作を発表する。
→関連項目バレンシアガブティックプレタポルテ

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結婚式・ウェディング用語集の解説

オートクチュール

オートクチュールとは、フランス語で"オート"は「高級な」、"クチュール"は「仕立て・縫製」を意味し、併せて"特注の仕立て服"を指します。いわゆる既製服に対する仕立て服(オーダーメード)が"オートクチュール"です。高級既製服はフランス語でプレタポルテと呼ばれますオーダーメイドともいいます。本来のオートクチュールとは、厳密にはパリの高級衣装店組合(通称"サンディカ")に加盟し、組合規定の規模や条件を備えて運営されているメゾンを指します。1868年にパリでオートクチュール組合が設立され、1911年には、現在の基礎となる規約が作られました。作品は自らのアトリエで製作すること、クチュリエあるいは専属デザイナーが創作すること、規格量産をわないこと、1月(春夏シーズン)と7月(秋冬シーズン)に開催されるコレクションにて作品を発表する、などの規約があります。真のオートクチュールとは、クチュリが限られた顧客のために完全にオリジナルな衣裳をデザインし、生地・仕立も含め最高級の完成度を持つものであるとされています。

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大辞林 第三版の解説

オートクチュール【haute couture】

高級衣装店。特に,パリの高級衣装店協会加盟店。また,その店で作られる高級注文服。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オートクチュール
おーとくちゅーる
haute-coutureフランス語

パリの高級婦人衣装店、またその店でつくられる高級仕立服のこと。オートクチュール組合(通称サンジカルLa Chambre Syndicale de la Couture Parisienne)に属し、店(メゾンとよばれている)の専属デザイナーは顧客のために、シーズンに先駆けて創作デザインを発表し、売るのであり、一般の注文服店や既製服を売る店とは区別される。組合の規約により、新作の発表は年2回(1月末と7月末)行われ(パリ・オートクチュール・コレクション)、そのシーズンの作品をマヌカン(モデル)に着せて、招いた個人客やバイヤー百貨店などの仕入れ担当者)、ジャーナリストに見せることが義務づけられている。ここから、たびたび世界的な流行が生み出された。[深井晃子]

歴史

フランスは18世紀になると、はっきりと世界のファッションをリードしていた。その中心となったのは、ポンパドゥール侯爵夫人、マリ・アントアネット王妃ら宮廷の女性たちであり、マリ・アントアネットのお抱えデザイナー、ローズ・ベルタンは、オートクチュールの祖とされる。自分の創作デザインを客に売るという、今日のオートクチュールの基礎を築いたのは、1857年パリに自店を開いたイギリス人ウォルト(英名ワース)Charles-Frdric Worth(1825―95)である。以後、20世紀婦人服の基礎となるデザインを創作したポワレ、ビオネ、シンプルこそシックという衣服哲学を打ち出したシャネル、スキャパレリ、ディオール、バレンシアガ、カルダンなどによって、オートクチュールが誕生したパリの精神的、物理的風土は今日まで連綿と受け継がれている。大衆消費社会が進展した1960年代以降、上流階級ではなく一般の女性がファッション・リーダーとなり、プレタポルテ(既製服)が活発化したとき、その存続を危ぶむ声も聞かれた。しかし、その世界的に高い知名度によるオートクチュールのブランドのプレタポルテ、香水をはじめとするアクセサリーの販売、ライセンス契約などで経済的安定が図られた。また、高品質性、唯一性を強調しながらも才能のある若年デザイナーを起用し、オートクチュールの新しいイメージが打ち出され、体質強化を図っている。[深井晃子]
『深井晃子著『パリ・コレクション』(1994・講談社)』

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