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カタストロフィー

百科事典マイペディアの解説

カタストロフィー

ギリシア語でカタストロフェは転倒や破滅の意。ものごとの破局大詰め。演劇用語ではドラマの筋が逆転すること。ことに悲劇における結末,破局をいう。→クライマックス
→関連項目悲劇

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世界大百科事典 第2版の解説

カタストロフィー【catastrophe】

ものごとの破局,大詰め,大団円のこと。原義ギリシア語のkatastrophēは〈下にくつがえす〉という動詞に由来し,転倒や破滅を意味する。演劇用語としてよく使われ,ことに悲劇において,事態の推移や主人公の運命が決定的な破局を迎えて結末にいたることをさす。喜劇の葛藤がほどけるめでたい大詰めには〈ハッピー・エンドhappy‐ending〉の語があり,いわば一対をなしている。いずれも劇技巧の問題としてクライマックスと結びつけて論じられてきた。

カタストロフィー【catastrophe】

カタストロフィー理論はカタストロフ理論ともいい,不連続現象を扱う数学的な理論である。1960年代にフランスのトムRené Thomは,微分位相幾何学の一分野である特異点の理論を深く研究し,この理論が数学以外の科学の分野,とくに生物の形態形成に応用できるのではないかとのアイデアを得た。トムはイギリスの生物学者ウォディントンC.H.Waddingtonらと協力してこの理論を発展させ,《構造安定性と形態形成stabilité structurelle et morphogénèse》(1972)を著して,カタストロフィー理論を発表した。

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世界大百科事典内のカタストロフィーの言及

【カタストロフィー】より

…ものごとの破局,大詰め,大団円のこと。原義ギリシア語のkatastrophēは〈下にくつがえす〉という動詞に由来し,転倒や破滅を意味する。演劇用語としてよく使われ,ことに悲劇において,事態の推移や主人公の運命が決定的な破局を迎えて結末にいたることをさす。喜劇の葛藤がほどけるめでたい大詰めには〈ハッピー・エンドhappy‐ending〉の語があり,いわば一対をなしている。いずれも劇技巧の問題としてクライマックスと結びつけて論じられてきた。…

※「カタストロフィー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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