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カナダモ カナダモElodea canadensis

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カナダモ
カナダモ
Elodea canadensis

トチカガミ科の水生多年草。日本では北アメリカから渡来したものが,淡水魚,熱帯魚の水槽の中で培養されている。逸出して野生化したものは比較的きれいな水域でときどき急増し,水流をせきとめてしまうこともある。

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世界大百科事典 第2版の解説

カナダモ【waterweed】

北アメリカ原産のトチカガミ科水生植物で,19世紀にヨーロッパ各国の水路に帰化し,急速に広がった。この現象はwater pest(水のペスト)と呼ばれている。ただし日本に野生化しているのは,近縁のコカナダモが多い。雄花にも花弁があり,花柄は切れず萼筒が伸びることがコカナダモとは異なる。コカナダモE.nuttallii (Planch.) St.Johnは北アメリカ東部原産で沈水性の多年草。日本には昭和の初めころ雄株だけが帰化し,栄養繁殖によって増えている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カナダモ
かなだも / 加奈陀藻
[学]Elodea canadensis Rich.

トチカガミ科の沈水性多年生水草。クロモに似るが雌雄異株。北アメリカ原産。日本の帰化種には、北アメリカ原産のコカナダモE. nuttallii (Planch.) St. Johnと南アメリカ原産のオオカナダモE. densa (Planch.) Casp.があり、2種とも雄株だけで、茎は折れやすいが、再生力が強く、無性繁殖して日本各地の池や沼に分布。輪生葉はコカナダモは普通は3枚、長さ0.6~1.5センチメートル、オオカナダモは普通は4~5枚、長さ1~3センチメートル。コカナダモの雄花はクロモに似ていて、葉腋(ようえき)に単生、萼片(がくへん)3枚、雄しべ9本、包鞘(ほうしょう)から脱離して水面で花粉を出す。オオカナダモの雄花はトチカガミの雄花に似ていて、白色で包鞘から順次3個水面上に開く。[大滝末男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のカナダモの言及

【クロモ】より

…池や小川に生えるトチカガミ科の沈水性の多年草(イラスト)。茎は水中に長く伸び,各節に2~6枚の葉を輪生する。葉は長さ1~1.5cm,幅1~2mmで縁に鋸歯がある。雌雄異株で8~10月に開花する。雄花は葉腋(ようえき)の苞鞘(ほうしよう)の中に1個だけでき,花柄が切れて水面に浮き上がり開花する。萼片は3枚で卵円形,花弁は3枚で線形,淡紫色,ともに反りかえる。雄花は水面を風に押されて雌花に近づく。雌花は子房が苞鞘の中にあり,萼筒が細長く伸びて水面に達し開花する。…

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