コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カルメット Calmette, Albert Léon Charles

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カルメット
Calmette, Albert Léon Charles

[生]1863.7.12. ニース
[没]1933.10.29. パリ
フランスの細菌学者。パリで医学を修め,1891年にサイゴン (現ホーチミン) にパスツール研究所を設立。そこで蛇毒血清を開発した。帰国後,リールにパスツール研究所を創設,その所長となり (1896~1919) ,C.ゲラン共同結核の予防ワクチン (BCG) を開発した (08) 。また,カルメット反応といわれる結核の診断検査を記載した。 BCGは世界中に使われて結核発生数は減り,人類の福祉に大きく貢献している。

カルメット
Calmette, Gaston

[生]1858. モンペリエ
[没]1914. パリ
フランスのジャーナリスト。『フィガロ』 Le Figaro紙の編集に携わった。

カルメット
Calmette, Josephe

[生]1873. ペルピニャン
[没]1952. ツールーズ
フランスの歴史家。ツールーズ大学教授。中世史研究家として知られる。主著『封建世界』 Le Monde féodal。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

カルメット(Albert Léon Charles Calmette)

[1863~1933]フランスの細菌学者。C=ゲランと共同で牛型結核菌を培養してBCGを創製し、結核予防に大きな貢献をした。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

カルメット

フランスの医学者。パスツール研究所員。結核の伝搬経路やその撲滅策の究明に努力し,同僚のゲランとともにカルメット=ゲラン菌(BCG)を発見した。ほかにアルコール発酵やヘビ毒の血清療法の研究がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

カルメット【Albert Léon Charles Calmette】

1863~1933) フランスの細菌学者。パスツールの弟子。1927年、 BCG の結核免疫効果を報告。蛇毒血清を発見。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カルメット
かるめっと
Albert Lon Charles Calmette
(1863―1933)

フランスの医学・細菌学者。パリ大学で医学を修めたのち、ケンブリッジ大学に留学した。7年間海軍軍医生活を送り、1891~1893年サイゴン(現、ホー・チ・ミン市)のパスツール研究所初代所長となる。1913~1933年パリのパスツール研究所所長代行を務めた。1906年、ウシから分離した結核菌をウシ胆汁グリセリン馬鈴薯(ばれいしょ)培地に継代培養し始め、ゲランCamille Gurin(1872―1961)の協力によって弱毒生ワクチンを創製した。これをBacille de Calmette Gurin(BCG)とよぶ。多くの動物実験によってBCGの安全性と免疫効果が証明され、人へのBCG接種報告は1925年に始まる。BCGは全世界で唯一の結核予防用ワクチンであり、おもに子供に対する接種が実施されている。なおBCGには、ハンセン病とある種の小児白血病に対して予防効果のあることが認められている。[藤野恒三郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

カルメットの関連キーワードシカゴ・サニタリ・シップ運河ゲーリー(アメリカ合衆国)カロリング朝ルネサンスイースト・シカゴインディアナ州カール(大帝)フランク王国7月12日藤野恒三郎カイヨーハモンドシカゴ

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android