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カルロバツ Karlovac

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カルロバツ
Karlovac

クロアチア中部の都市。ザグレブの南西約 50kmに位置し,スロベニアとの国境に近く,サバ川支流のクーパ川とコラナ川の合流点にある。道路,鉄道の要地で,木材穀物,ワインなどを集散するほか,繊維,機械工業が発達し,発電所もある。並木に囲まれた美しい旧市内には聖堂が多い。 16~17世紀にはトルコ軍に対する重要な要塞町であった。人口 16万 9100 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

カルロバツ【Karlovac】

クロアチア共和国北西部の都市。人口6万(1991)。コラナ川とクパ川の合流点にある経済・文化の一中心地。初めはオスマン・トルコの侵攻に備えて1579年に造られた要塞で,名はハプスブルク家のカール大公にちなみ,カールシュタットKarlstadtとよばれた。やがて商人や職人が移住し,1777年自由都市としてクロアチア人に下賜され,19世紀の鉄道敷設でさらに発展した。タービン・繊維・皮革工場や多くの教育機関が,緑の多い町並みに点在する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カルロバツ
かるろばつ
Karlovac

クロアチア共和国中西部の都市。クラナ川とクルパ川の合流地点に位置する。人口5万9395(2001)。ドイツ名をカールシュタットKarlstadtといい、1579年オーストリアの将軍カールにちなんで名づけられた。当時、この地はトルコとの激戦地であり、砦(とりで)があった。製革、化学、動力機械の工場やリキュール酒の醸造場があるほか、木材、穀物、ぶどう酒を産する。陸軍士官学校が置かれている。[漆原和子]

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