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カンゾウ(萱草)(読み)カンゾウ(英語表記)Hemerocallis; day-lily

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カンゾウ(萱草)
カンゾウ
Hemerocallis; day-lily

ユリ科の多年草で,ヤブカンゾウノカンゾウなどワスレグサ属の総称。日本に数種の自生種があるが,観賞用としても植える。日当りのよい山野に多くみられる。春,淡緑色の線形の葉を束生する。夏に,橙色のユリに似た1日花を咲かせる。若葉は山菜として食べる。

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百科事典マイペディアの解説

カンゾウ(萱草)【カンゾウ】

ホンカンゾウとも。南欧〜中国に分布するユリ科の多年草で,日本でもまれに栽培される。葉は根生し,線形で幅2〜3.5cm。夏,花茎の先に長さ10cm内外の黄赤色花を数個つける。花被片は6枚で基部は筒状。日本には変種のヤブカンゾウ,ノカンゾウ,ハマカンゾウが野生する。ヤブカンゾウはほぼ日本全土のやぶなどにはえ,ワスレグサ,オニカンゾウともいい,八重咲で,葉は幅4cmに達する。ノカンゾウは山野にはえ,葉は幅1cm内外で花は単弁。暖地の海岸にはえるハマカンゾウは葉が厚く,花茎にしばしば葉束がつく。いずれも一日花で,若葉や花を食用とする。なお同属のニッコウキスゲユウスゲなども日本の山野に自生し,庭に植えられるものにヒメカンゾウがある。また外国で種々の交雑によって作られた多数の園芸品種は花色も豊富で,黄・だいだい・赤等があり,属名のヘメロカリス,あるいはデイリリーと呼ばれる。

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