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キスゲ

世界大百科事典 第2版の解説

キスゲ【day‐lily】

長い花筒部があるが,ユリに似た花をつけるユリ科の夏緑多年草。園芸家はヘメロカリスと呼ぶこともある。葉は線形で2列に互生する。レモン色の花を夜間に開くキスゲの群と,橙黄色から赤色の昼咲きの花をつけるゼンテイカや,ノカンゾウ,ヤブカンゾウなどの群がある。東アジアの温帯域に10種あまりが分布している。英語名も学名も,美しい花が1日だけでしぼんでしまうことからつけられた名前である。
[日本の野生種]
 レモン色の花をつける群には中部地方以西の海岸や内陸草原に見られる夜咲きのキスゲ(別名ユウスゲ)H.citrina Baroni var.vespertina (Hara)Hotta(英名late yellow day‐lily)(イラスト)と,北海道の海岸に分布し,夕方咲き出した花は翌日の午後まで咲くエゾキスゲH.flava L.var.yezoensis (Hara) Hottaがある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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