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キタサンショウウオ キタサンショウウオSalamandrella keyserlingii; Siberian salamander

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キタサンショウウオ
キタサンショウウオ
Salamandrella keyserlingii; Siberian salamander

サンショウウオ目サンショウウオ科。体長 10cm内外の小型のサンショウウオ。体は褐色で,黄色っぽい縦条をもち,その両側が黒く縁どられている。ウラル山脈の西側からカムチャツカまで,シベリアに広く分布する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キタサンショウウオ
きたさんしょううお / 北山椒魚
[学]Salamandrella keyserlingii

両生綱有尾目サンショウウオ科のサンショウウオ。ウラル山脈からカムチャツカ半島千島列島、樺太(からふと)(サハリン)にかけて広く分布し、日本では北海道の釧路(くしろ)湿原にのみ生息する。日本産有尾類のうち国外にも分布する唯一の種である。背面は褐色で中央に幅の広い黄色の縦条が走り、その外側は黒く縁どられる。腹面は淡色で小暗斑(はん)が散在する。後肢の指は4本。全長8~12センチメートル。4、5月に湿原の冷水中で産卵し、螺旋(らせん)状に巻いた1対の卵嚢(らんのう)を水草の茎などに産み付ける。卵数140個内外、卵径約2ミリメートル。ほぼ1か月で孵化(ふか)し幼生は秋に変態する。成体は産卵場所の周囲の草むらや林の中の地面で生活し、地上性の昆虫やクモ、ミミズなどを捕食する。[倉本 満]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のキタサンショウウオの言及

【サンショウウオ(山椒魚)】より

…本州・四国の山地に分布するハコネサンショウウオOnychodactylus japonicus(イラスト)も全長15~19cmと大きく,円筒状の尾が全長の1/2よりも長い渓流産卵型で,肺を欠く。北海道東部の湿原に生息するキタサンショウウオSalamandrella keyserlingiは,サハリンからシベリア,中国東北に広く分布する種で,後肢の指が4本。アメリカ大陸に分布するアンビストマ科は形態的にサンショウウオ科と大差ないが,プレソドン科には,外鰓(がいさい)をもち洞窟の地下水中にすむテキサスメクラサンショウウオTyphlomolge rathbuniや,四肢が退化した細長い体をコイル状に巻いて隠れるホソサンショウウオ属Batrachosepsなど,形態,生態ともに変異に富んだものが含まれる。…

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