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キュレネ学派 キュレネガクハ

百科事典マイペディアの解説

キュレネ学派【キュレネがくは】

北アフリカのキュレネで,アリスティッポスが創唱した古代ギリシア哲学の一派。ソクラテスの〈よく生きること〉を受け継ぎ,快楽主義的な実践哲学を唱え,エピクロス学派の先駆と考えられている。アリスティッポスの娘アレテ,孫のアリスティッポス,テオドロス,アンニケリス,ヘゲシアスらがこの学派に属する。

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世界大百科事典 第2版の解説

キュレネがくは【キュレネ学派】

北アフリカのギリシア都市キュレネに起こった快楽主義哲学を奉じる学派。ソクラテスの弟子アリスティッポスの創立とされているが,その孫のアリスティッポスが始めたという説が有力。現在の一瞬だけを実在とみなし,人生の目的を今この時の快楽の追求におく。とはいえ快楽とは欲望の充足より,欲望の統御によって得られると考え,この点エピクロス学派に近い。【大沼 忠弘】

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大辞林 第三版の解説

キュレネがくは【キュレネ学派】

北アフリカのキュレネ(Kyrēnē)の人アリスティッポスを祖とする古代ギリシャの哲学学派。感覚論に基づいた快楽主義を説き、過去の幻影や未来への希望に惑わされない認識をめざした。テオドロス・ヘゲシアスらがこの学派に属する。キレネ学派。

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