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キンカン(金柑) キンカンFortunella

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キンカン(金柑)
キンカン
Fortunella

ミカン科の果樹暖地に植えられている。中国原産と考えられる。マルキンカン F. japonica,ナガキンカン F. margaritaその他2,3の種に分けられるが,一般にはまとめてキンカンと呼んでいる。常緑低木で高さは 3mほど,葉や花はミカン類に似ている。果実は親指大で,生食には向かないが砂糖で煮て食べる。

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百科事典マイペディアの解説

キンカン(金柑)【キンカン】

ミカン科キンカン属の中の常緑低木数種の総称。中国原産の柑橘(かんきつ)で,葉は小さく,花は白い。果実は小さく,球形〜楕円形で,果皮には酸味,甘味があり,生食するほか,砂糖漬等にする。

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世界大百科事典 第2版の解説

キンカン【キンカン(金柑) kumquat】

ヒメタチバナともいうミカン科キンカン属Fortunellaの常緑低木で,小粒の実をつけるかんきつ類。皮は滑らかで甘いが果肉は酸味が強い。生食,砂糖漬けにして食べたり,煎じて風邪薬にもされる。また鉢物,盆栽,植木としても利用される。 枝にとげを多く生じるもの(マルキンカン,マメキンカン)もあるが,それ以外はとげなしといってよい。葉は小さく網脈は不明りょう。花は小さく白色で5弁。初夏から初秋に2~3回開花し,晩秋から果実が成熟し始める。

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世界大百科事典内のキンカン(金柑)の言及

【かんきつ類(柑橘類)】より


[分類]
 かんきつ類とされるものは,ミカン科ミカン亜科に所属する多数の種で,スウィングルW.T.Swingleの分類による〈真正カンキツ類〉の6属または田中長三郎の分類による〈カンキツ連〉の4属に所属するものである。しかし,通常はカラタチPoncirusキンカンFortunellaミカン属(カンキツ属ともいう)Citrusに含まれるものをかんきつ類という。 カラタチ属はカラタチP.trifoliata Raf.1種だけを含む。…

※「キンカン(金柑)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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