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ギンダラ Anoplopoma fimbria; sablefish

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ギンダラ
Anoplopoma fimbria; sablefish

カサゴ目ギンダラ科の海水魚食用。全長 1.2m内外。体は細長くてわずかに側扁する。頭にはとげ,隆起線,皮弁などがない。体の背面および側面は暗緑灰色で,暗褐色の網目状の模様がある。腹面と尾鰭後縁は白色水深 300~600mの泥底にすみ,冬から春に産卵する。北海道から北洋を経てカリフォルニア南部に分布する。

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百科事典マイペディアの解説

ギンダラ

ギンダラ科の魚。タラ科の魚とは縁遠く,アイナメホッケにやや近い。全長60cmほどが普通だが,1mを超すものもある。背面は暗褐色で網目模様。北太平洋に広く分布し,ときには相模湾にも出現する。

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栄養・生化学辞典の解説

ギンダラ

 [Anoplopoma fimbria].カサゴ目ギンダラ科の海産魚.全長1mにもなる.重要な食用魚.

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ギンダラ
ぎんだら / 銀鱈
sablefishblackcod
[学]Anoplopoma fimbria

硬骨魚綱カサゴ目ギンダラ科に属する海水魚。北海道からオホーツク海、ベーリング海を経て、南カリフォルニアまで分布する寒海性魚類。体は細長く、背びれは2基でよく分離する。第2背びれは臀(しり)びれと同大で、対在している。産卵期は1、2月ごろで、浮性卵を産む。卵径は2ミリメートル前後である。体長2.5センチメートルぐらいの仔魚(しぎょ)は沖合いの海面を漂い、ときには群れをなして湾内に入ってくる。成長するにつれて深みに入る。普通、水深300~600メートルの泥底にすむ。5年で体長約60センチメートル、20年で1メートル余りになる。魚類、甲殻類などなんでも食べる。
 おもに延縄(はえなわ)や底引網で漁獲される。北洋での漁獲がもっとも多く、切り身やみそ漬けにして、北洋ムツの名でも市販される。食紅で着色されることもある。脂肪分が多く、新鮮なものを刺身にするとマグロのトロに似た味がする。カナダやアメリカでは薫製にする。肝臓からとる油には多量のビタミンA、Bを含む。この魚は日本ではギンダラ、カナダではブラックコッド(クロダラ)とよばれているが、タラ科の魚類とは遠縁で、むしろアイナメ科魚類に近縁である。近縁種に、アブラボウズがある。[尼岡邦夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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