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クネンボ

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栄養・生化学辞典の解説

クネンボ

 [Citrus nobilis].ムクロジミカン科ミカン属の果樹.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クネンボ
くねんぼ / 九年母
[学]Citrus nobilis Lour. var. kunep Tanaka

ミカン科の常緑小高木。温州(うんしゅう)ミカンに近縁で、果皮はむけやすい。マレー半島からインドシナ原産。日本には中国南部、沖縄経由で江戸時代以前に渡来したものと考えられる。沖縄ではクニブ、フニブ、鹿児島ではクネブ、クネツとよばれる。葉は小翼葉がある。果実は約180グラム、果面は粗く、果皮は厚く、テレビン油香があり、温州ミカンより酸味が強く、品質は劣る。1果に約10粒の多胚(たはい)性種子がある。かつてはコウジ、紀州ミカンとともによく栽培されたが、いまは少ない。アメリカのキングオレンジは近縁種である。[飯塚宗夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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