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クリスチャン・サイエンス Christian Science

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クリスチャン・サイエンス
Christian Science

アメリカの宗教家 M.エディ夫人が 1866年創設したキリスト教団体。日本ではキリスト教科学と称している。精神のみが実在し,病も神への正しい思考によって癒やされるという。キリストを,世界と神との合一を教えた最初のクリスチャン・サイエンティストとみる。体験をもとにした夫人の『科学と健康,聖書を解く鍵』 Science and Health with Key to the Scripturesがいわば経典。 79年ボストンに母教会 Mother Churchを設立。以後カナダ,ヨーロッパに普及。 83年には機関紙を発刊,その一部は独立して今日の『クリスチャン・サイエンス・モニター』となった。教会数 3300,会員数 200万人をこえており,原則的には,常識的な一般医療を重視しない。

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百科事典マイペディアの解説

クリスチャン・サイエンス

信仰治療団体。米国のボストンでエディ夫人Mary Baker Eddy〔1821-1910〕が1879年に創始。霊の健康によって肉体の病もなおせることを主張,1892年の教会設立後発展をとげ,会員数約30万人。高級日刊紙《クリスチャン・サイエンス・モニター》などを発行している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クリスチャン・サイエンス
くりすちゃんさいえんす
Christian Science

アメリカの神癒(しんゆ)主義者の団体。1866年エディ夫人Mary Baker Eddy(1821―1910)によって創始された。彼女は、自分の病気が信仰によっていやされた経験から、信仰療法の奥義を悟ったとし、医療を行いつつ伝道して、その教えを『科学と健康――付聖書の鍵(かぎ)Science and Health with Key to the Scripturesという書物にまとめて75年に出版した。神は唯一の生命で、真理であり、善であり、真の実在であり、またそれに対し、罪、病気、死などいっさいの悪は幻影にすぎず、信仰によってこの真理を悟るとき、いっさいの悪は消滅する、とした。79年ボストンに母教会Mother Churchが建てられた。年とともに各地に支部教会が建てられ、86年には全国的な組織が誕生した。今日、世界中に支部教会があり、1908年以来機関紙として日刊新聞『クリスチャン・サイエンス・モニター』The Christian Science Monitorを発行し、活発な活動を行っている。[曽根暁彦]

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