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クルティウス Curtius, Jan Hendrik Donker

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

クルティウス Curtius, Jan Hendrik Donker

ドンケル=クルティウス

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百科事典マイペディアの解説

クルティウス

ドイツのロマンス語学者,批評家。正しくはクルツィウス。アルザスに生まれ,ローマに没。ボン,プリンストンほかの大学教授を歴任した。著作に《現代フランスの文学開拓者たち》(1919年),《バルザック》(1923年),マニエリスムトポス論の先駆作《ヨーロッパ文学とラテン中世》(1948年)などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

クルティウス【Ernst Curtius】

1814‐96
ドイツの古代史家,考古学者。ボン,ゲッティンゲンベルリンに学んだ後,約3年間ギリシアに滞在して,広く各地を丹念に旅行し,またミュラーデルフォイの碑文調査にも加わる。帰国後ベルリン大学に教職を得,またドイツ帝室の知遇を得る。1852年に行った有名な講演〈オリュンピア〉は,75年にドイツ帝国の事業として始まるこの聖地発掘の口火となった。ギリシア政府との交渉,発掘組織や諸般の準備は彼に負うものであり,F.アードラーと共にベルリン大学の教授でありながら総監督となる。

クルティウス【Ernst Robert Curtius】

1886‐1956
ドイツのロマンス語文学研究者,文芸批評家。アルザス地方に生まれ,ローマで没した。マールブルクハイデルベルクボン大学教授を歴任。この間,《現代フランスの文学開拓者たち》(1919),《バルザック》(1923),《現代ヨーロッパにおけるフランス精神》(1925),《フランス文化論》(1930),《危機に立つドイツ精神》(1932),《ヨーロッパ文学とラテン中世》(1948,増補版1954),《ヨーロッパ文芸批評》(1950),《20世紀のフランス精神》(1952)などの名著を発表。

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大辞林 第三版の解説

クルティウス【Ernst Robert Curtius】

1886~1956) ドイツの文芸批評家。アルザス生まれ。分野を越えた該博な知識に基づき、古典古代から現代に至るヨーロッパ精神を追求。浩瀚こうかんな主著「ヨーロッパ文学とラテン中世」の他、「フランス文化論」などを残す。

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世界大百科事典内のクルティウスの言及

【オリュンピア】より

…以来,オリュンピアはたび重なる地震や洪水,山崩れなどのために破壊され,数mの土砂の下に埋まって,人々の記憶から全く消え去った。オリュンピアの最初の大規模な発掘は1875‐81年E.クルティウスの指揮するドイツ考古学者たちによって行われ,ゼウス神殿とその装飾彫刻,ヘラ神殿,評議会場,大宿泊所,体育練習場,円形記念堂,宝庫群,柱廊,走路約192mのスタディオン,ゼウス神像を製作した彫刻家フェイディアスの仕事場跡,パイオニオス作のニケ像,プラクシテレス作のヘルメス像などが出土した。【松島 道也】。…

【マニエリスム】より

… これらとは別に〈永続的マニエリスム論〉ともいうべき理論がある。E.R.クルティウスは美術史との対照を抜きにして,古代末期,16~17世紀,20世紀に主要な頂点を有する反古典的文学傾向を指す常数としてこの概念を使用し,ソフォクレス,ウェルギリウス,ラシーヌ,ゲーテの名を挙げて,語順転倒,奇妙な隠喩,同音異義語による言葉遊び等の技巧からなる装飾過剰の文体を,マニエリスムの特徴と規定した。他方,G.R.ホッケはこの師の精神史理論を社会心理学の方向へ組みかえ,幻想,偏執,神秘,奇怪といった特色を帯びた文化現象全体をマニエリスムと規定し,古典主義との関係では,対立よりも共存と補完性を強調し,その詩人としては,ゴンゴラ,マリーノ,ドービニェ,ランボー,マラルメ,ブルトン,シェークスピア,ダン,イェーツ,ツェラーンを挙げる。…

※「クルティウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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