コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

クルミ科 クルミかJuglandaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クルミ科
クルミか
Juglandaceae

双子葉植物クルミ目の1科。北半球の温帯から亜熱帯に広く分布する木本科で,一部は熱帯アジアや南アメリカのアンデス地域にも自生する。7属約 50種があり,大半は落葉高木。葉は長い柄で互生する羽状複葉。越冬芽は大きく,褐色の毛のある鱗片に包まれる。雌雄同株または異株で,雄花序は長い尾状花序をなす。雄花には小さな4花被片があり,おしべは数本ないし数十本。雌花は数花から数十花がさまざまな花序をつくる。めしべに2本の花柱があり,果実核果堅果となる。大型の核果を生じるクルミJuglansオニグルミ (鬼胡桃) カシグルミ (テウチグルミ) では内部の種子 (子葉) を食用とする。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クルミ科
くるみか
[学]Juglandaceae

双子葉植物離弁花類。葉は羽状複葉。雄花と雌花とある。雄花は基本的には1枚の包葉、2枚の小包葉、4枚の花被(かひ)、15~20本の雄しべからなる。雄しべは4、5本ずつ束になって1枚の花被と対(つい)の位置にあり、これがヤマモモ科の1個の雄花に相当するので、クルミ科の花は花序の変化したものと思われる。雌花は4枚の花被が1本の雌しべと合着していて子房下位。属によって花のこの基本構造がさまざまに変化している。8属約60種が知られる。日本にはサワグルミ属、ノグルミ属、クルミ属が野生し、カシグルミやペカンが栽培される。[山崎 敬]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のクルミ科の言及

【クルミ(胡桃)】より

…種子が食用にされるクルミ科クルミ属の数種の植物の総称。園芸上は堅果(殻果)類に分類される落葉果樹。…

※「クルミ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

クルミ科の関連キーワードウォルナットヒッコリー阿多福胡桃西洋胡桃手打胡桃ピーカン煙草花男胡桃雄胡桃川胡桃小胡桃ペカン胡桃色ピカン沢胡桃藤胡桃野胡桃久流美姫胡桃山胡桃

今日のキーワード

処暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の7月中 (7月後半) のことで,太陽の黄経が 150°に達した日 (太陽暦の8月 23日か 24日) に始り,白露 (9月8日か9日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

クルミ科の関連情報