ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロベンケイガニ」の意味・わかりやすい解説
クロベンケイガニ
Chiromantes dehaani
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節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目イワガニ科に属するカニ。河口近くの湿地、草原、水田などにすむ。深い穴を掘るため、水田の水漏れをおこし、またイネを食害したり倒したりするなどから、一時は防除が問題となった。東京湾以南の太平洋岸、小笠原(おがさわら)諸島、山形県以南の日本海沿岸、朝鮮半島、中国北部、台湾に分布する。甲は四角形で、甲幅4センチメートルに達する。甲域がはっきりしており、とくに胃域と心域は明瞭(めいりょう)。眼窩(がんか)外歯の後方にはごく浅いくぼみがあるのみである。
[武田正倫]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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