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グローテフェント Grotefend, Georg Friedrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グローテフェント
Grotefend, Georg Friedrich

[生]1775.6.9. ハノーバーミュンデン
[没]1853.12.15. ハノーバー
ドイツの言語学者。ペルセポリス出土のアケメネス朝ペルシアの碑文の,楔形文字解読の鍵を初めて見出した学者として知られる。

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百科事典マイペディアの解説

グローテフェント

ドイツの言語学者。ゲッティンゲン大学神学・哲学を学び,次いで古典語学を研究。楔形(くさびがた)文字で記されたペルセポリス刻文を,王名を手掛りとして解読に成功(1802年),古代ペルシア語研究に貢献した。

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世界大百科事典 第2版の解説

グローテフェント【Georg Friedrich Grotefend】

1775‐1853
ドイツの古代言語学者。古代オリエントの楔形文字の最初の解読者の栄をになう。1795年ゲッティンゲン大学に入り,卒業後は,ゲッティンゲン,フランクフルト・アム・マイン,ハノーファーギムナジウムで古典語などを教え,1821‐49年,ハノーファーのリュツェウム(フランスのリセのドイツ語訳)の校長であった。27歳のとき(1802),ゲッティンゲン学士院に,ペルセポリスの短い3種の楔形文字で書かれた王碑文のうち最も簡潔な文字で書かれた碑文の解読の鍵を発見したと報告した。

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大辞林 第三版の解説

グローテフェント【Georg Friedrich Grotefend】

1775~1853) ドイツの言語学者。初めて楔形くさびがた文字の解読に成功。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グローテフェント
ぐろーてふぇんと
Georg Friedrich Grotefend
(1775―1853)

ドイツの古代言語学者。イランのペルセポリス出土の楔形(くさびがた)文字を、ペルシアの諸王の名を手がかりに解読するなど、アッシリア学に先鞭(せんべん)をつけた。また、古代イタリアの地理や歴史の研究を行い、ウンブリア語、オスキ語などの研究を進めた。主著に『ペルセポリス碑文の解読過程を述べる楔形文字指針』がある。[寺島孝一]
『杉勇著『楔形文字入門』(中公新書)』

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367日誕生日大事典の解説

グローテフェント

生年月日:1775年6月9日
ドイツの言語学者
1853年没

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世界大百科事典内のグローテフェントの言及

【楔形文字】より


[解読史]
 解読はまず古代ペルシアの楔形文字から着手された。古代ペルシアの遺跡で発見される3種類の楔形文字のうち字数が最も少ない碑文で,アケメネス朝時代のものと推定された刻文の中に,グローテフェントはある語がひんぱんに繰り返されることに気づき,これを〈王〉の称号と推定した。この語に規則正しく続く2群の語は父と息子という関係で結ばれた国王名と考え,その語が同じ文字で始まっていない点を考慮して,キュロスとカンビュセスを除外し,ダレイオスとクセルクセスの名を作業仮設として採用することによって解読の端緒を開いた。…

※「グローテフェント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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