百科事典マイペディア 「コウタケ(皮茸)」の意味・わかりやすい解説 コウタケ(皮茸)【コウタケ】 日本特産のイボタケ科の食用キノコ。かさの径10〜20cm,漏斗(ろうと)形で中央部に深いくぼみがある。表面は顕著なささくれ(鱗片)があり,淡紅褐色,のち暗褐色で乾くと黒。和名は獣の毛皮を連想してつけられた。秋,雑木林の地上に列をなして群生。乾くと独特の香気を放つ。美味。生のものでコウタケ飯を炊いたりするが,乾燥したものは精進料理に使われる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報