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コクヌスト コクヌスト Tenebiroides mauritanicus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コクヌスト
コクヌスト
Tenebiroides mauritanicus

鞘翅目コクヌスト科の昆虫。体長6~10mm。体は暗褐色ないし赤褐色。頭部は大きく,前胸と広く接する。触角はじゅず状で短い。前胸は後方に強くせばまり,上翅との間でひょうたん形にくびれる。

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百科事典マイペディアの解説

コクヌスト

コクヌスト科の甲虫の1種。体長8mm内外,黒褐色で,扁平。ほとんど全世界に分布する。成虫,幼虫共に貯蔵穀物中に見出され,成虫は年数回発生。

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栄養・生化学辞典の解説

コクヌスト

 [Tenebroides mauritanicus].コウチュウ目カブトムシ亜目コクヌスト属の昆虫で,穀物に被害を与える害虫.

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世界大百科事典 第2版の解説

コクヌスト【Tenebroides mauritanicus】

甲虫目コクヌスト科の昆虫で,貯蔵穀類に多く見られるイラスト)。世界各地に分布し,英名はcadelle,穀物を食害するところから穀盗人と名付けられたが,成虫は主として穀物中の甲虫やガを捕食し,幼虫は穀物を食するが,昆虫の幼虫も好んで食べる。製粉工場や飼料工場などの倉庫に多い。成虫は体長6~10mm,黒褐色から赤褐色で触角は先の5節が太い。成虫は穀物に通常は1卵ずつ産みつける。幼虫は白色で,頭部,各胸節の斑紋,腹部末端節の後方部と1対の尾突起は暗褐色。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コクヌスト
こくぬすと / 穀盗人
[学]Tenebroides mauritanicus

昆虫綱甲虫目コクヌスト科に属する昆虫。世界に広く分布し、貯蔵穀類や穀類の食品にみいだされる甲虫である。体長6~10ミリメートル。体は細長い楕円(だえん)形で平たく、黒褐色ないし褐色、触角や脚(あし)などは赤みがある。頭はほぼ半円形、前胸は四角で後方がすこし狭まり、上ばねは長形で後方が丸まる。幼虫は白いが、頭と前胸・中後胸の各1対の紋や、1対の突起をもつ尾端は黒褐色。体は後方へ向かってすこし太くなる。穀類や穀粉など食品も食べるが、ほかの害虫を捕食することも知られており、益虫の面もある。成虫は1年、ときには2年ぐらい生き、雌はその間に1000ぐらい卵を産むという。越冬するとき周囲の木材や製粉用の絹布を食害することもある。
 コクヌスト科Trogossitidaeは、世界に500種以上が知られ、熱帯地域に多く、日本には20種近くが産する。体長2~20ミリメートルぐらい。長形から卵形の種が含まれ、多少とも平たい種が多い。オオコクヌストTemnochila japonicaなどは樹皮下にみられ、幼虫も捕食性、キノコにいるものや穀類につくものもいる。近年、セダカコクヌスト属Thymalusなど卵形の種がマルコクヌスト科Peltidaeとして分離されることが多い。[中根猛彦]

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