コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コモチシダ コモチシダ Woodwardia orientalis; chain fern

2件 の用語解説(コモチシダの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コモチシダ
コモチシダ
Woodwardia orientalis; chain fern

シシガシラ科の大型の常緑性シダ植物で,日本の暖地に多く,中国にも分布する。林下の崖によく生える。葉は 1m前後になり,2回羽状に裂けて厚い。表面に多数の不定芽を生じるのでコモチシダ呼ばれる

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コモチシダ
こもちしだ / 子持羊歯
[学]Woodwardia orientalis Sw.

シシガシラ科の常緑性シダ。塊状の根茎から、厚い革質、三角状長楕円(ちょうだえん)形の葉を数枚束生する。暖地では葉の長さは2メートルにも達する。葉身は2回羽状に分裂し、羽片は広披針(こうひしん)形、羽軸の前側が後側より幅が広く、最下羽片がもっとも大きい。裂片は広線形で、中脈に沿って2~3列の網状脈があり、外側は遊離脈。網状脈中に胞子嚢(ほうしのう)群が生じ、その部分はくぼむ。葉の表面から多数の不定芽が生じ、斜面に落ちると生育する。宮城県以南の明るい崖(がけ)斜面に垂れ下がって生育する。近縁種のハイコモチシダ(ジョウレンシダ)W. unigemmataは、硬い紙質の細長い葉の上部羽片の付け根に、1個の大きな不定芽を生ずる。伊豆半島と熊本県、鹿児島県下にまれに生育する。伊豆湯ヶ島の浄蓮(じょうれん)ノ滝の群落は国の天然記念物に指定されている。[西田 誠]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

コモチシダの関連キーワードシシラン筬羊歯子持羊歯獅子蘭オシダビカクシダヘビノネゴザシシガシラフレボディウムホシダ

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone