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コルシュ

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百科事典マイペディアの解説

コルシュ

ドイツのマルクス主義者ベンヤミンブレヒトとも交流。主著《マルクス主義と哲学》(1923年)。理論と実践の統一として弁証法を提示し,コミンテルンによって極左的逸脱として批判されたが,西ヨーロッパマルクス主義を代表する一人。

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世界大百科事典 第2版の解説

コルシュ【Karl Korsch】

1886‐1961
ドイツのマルクス主義者。法学を学びつつ,社会主義運動にも参加,第1次大戦後ドイツ共産党に入党,1923年以後左派の指導者の一人として活動したが,コミンテルン路線を批判し除名された。その後研究,著述に従事し,ブレヒトなどと交友を結び,亡命先のアメリカで死去。理論と実践の統一としてのマルクス主義を強調,マルクス主義の批判的再構築を試みる彼の理論は,60年代以降再評価されている。主著に《マルクス主義と哲学》《マルクス》があり,邦訳されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コルシュ
こるしゅ
Karl Korsch
(1886―1961)

ワイマール時代に活躍したドイツの社会運動家、マルクス主義思想家イギリス留学時にフェビアン協会に加入し、他方、サンジカリズムの影響を受ける。やがて1918年のドイツ革命に際しては、独立社会民主党に入党し、「社会化」問題に取り組む。革命挫折(ざせつ)後、主著『マルクス主義と哲学』によって、単なる経済主義や素朴実在論にくみせず、意識性を強調して、第二インターナショナルやレーニン主義に反対する。のちチューリンゲン州法相、イエナ大学教授などを歴任するが、ボリシェビキ化するドイツ共産党内にあって左翼反対派の立場を貫き、1926年除名される。ルカーチとともに西欧マルクス主義の源流となった。[清水多吉]
『岡崎幹郎・平井俊彦訳『マルクス主義と哲学』(1977・未来社)』

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世界大百科事典内のコルシュの言及

【ブレヒト】より

…そこでは異化という手法が有効な手段として追求されるようになる。亡命の地,デンマークのスベンボルでのW.ベンヤミンK.コルシュらとの交流はよく知られているが,そこで彼は反ファシズム運動の活動を続け,《第三帝国の恐怖と貧困》や《カラールおばさんの鉄砲》を書いた。代表作の《肝っ玉おっ母とその子供たちMutter Courage und ihre Kinder》(1939。…

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