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ゴゼンタチバナ

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百科事典マイペディアの解説

ゴゼンタチバナ

北海道,本州中北部,アジア北東部〜北米の高山の林下にはえるミズキ科の常緑多年草。地下に白色の根茎があり,茎は木質化して高さ7〜15cm,6枚の葉が上部に輪生状につく。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴゼンタチバナ【bunchberry】

高山帯から亜高山帯に生え,白色で花弁状をした4枚の総苞片をもつミズキ科の常緑草本(イラスト)。高さ10cm前後,茎は直立し地下茎を長く引く。葉は倒卵形全縁で茎の先に2枚が対生し,さらにその腋(えき)におのおの1対の葉をつける。往々後者は前者2枚より小型であり,6枚が輪生状を示す。花序は1.5~3cmの花柄に頂生し,15~25個の小花がほぼ集散状につき,白色の総苞片が目立つ。小花の萼筒は4浅裂,花弁4枚,おしべ4本で子房下位。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴゼンタチバナ
ごぜんたちばな / 御前橘
[学]Cornus canadensis L.

ミズキ科の小形の常緑多年草。高さ5~15センチメートルで細長い地下茎がある。葉は楕円(だえん)形で6枚が輪生状につく。花は7~8月、頂生する頭状花序に多数つき、白色。花序には4枚の白い花弁状の総包片がある。核果は赤く熟す。名は、発見地の石川県白山(はくさん)の御前峰(ごぜんみね)と、カラタチバナに似た赤い果実にちなむ。北海道から本州の亜高山の針葉樹林下に生え、樺太(からふと)(サハリン)、千島、カムチャツカ、朝鮮半島、北アメリカに分布する。近縁の別種エゾゴゼンタチバナC. suecica L.は葉が輪生状とならず、花が紫色を帯びる。北海道東部の平地に生える。分布域はゴゼンタチバナよりも広く、シベリア、ヨーロッパにも分布する。[門田裕一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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