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ゴレ島 ゴレトウ

デジタル大辞泉の解説

ゴレ‐とう〔‐タウ〕【ゴレ島】

Goréeセネガルの首都ダカールの沖合約3キロメートルに浮かぶ大西洋上の小島。1815年、統治国であったフランスが奴隷売買を禁止するまで、奴隷貿易の拠点として栄えた。セネガル最古のイスラム教のモスクやカトリックの聖堂などが残る。1978年、世界遺産(文化遺産)に登録された。

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世界遺産詳解の解説

ゴレとう【ゴレ島】

1978年に登録されたセネガルの世界遺産(文化遺産)。首都ダカールの沖合3kmに浮かぶ、東西300m、南北900mの孤島である。1444年にポルトガル人がこの島に上陸して以来、オランダ、イギリス、フランスが、次々とこの島を支配してきた。ポルトガル人は蜜蠟などを母国へ運ぶ際の集荷地としてこの島を利用したが、その後アフリカ内陸部の奴隷、アラビアゴム、黄金、蜜蠟などの交易拠点としての重要性が増してきたことにより、イギリス、フランス、オランダ、ポルトガルの商業権争いの舞台となり、最終的にセネガル本土とともに、フランスがこの島を勢力下に収めた。こうしたことから、この島は1814年に、当時の統治国だったフランスが奴隷貿易を廃止するまで、奴隷貿易の拠点として栄えた。1776年に建設され奴隷の収容施設として使われた「奴隷の家」が博物館として公開されている。また、この島にはセネガル最古の石造のモスクや、18世紀の古典主義様式のカトリックの聖堂も残っている。◇英名はIsland of Gorée

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