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サルサ salsa

翻訳|salsa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サルサ
salsa

キューバ音楽にジャズ的な要素を加えた,リズム主体の新しいラテン音楽。 1970年代にニューヨーク在住のミュージシャンによって生み出され,その現代的な感覚が受入れられて一時代を画した。日本のサルサ・グループではオルケスタ・デ・ラ・ルスが,日本はもとよりニューヨークや中南米で人気を博している。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

サルサ【salsa(スペイン)】

ソース。特にメキシコなどのラテンアメリカで用いられるものをさすことが多い。トマトととうがらしなどで作る「サルサ・ロハ(赤いソース)」、アボカドで作る「ワカモレ」などがある。⇒ソース

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世界大百科事典 第2版の解説

サルサ【salsa[スペイン]】

1960年代の後半から70年代にかけてニューヨークを中心に行われたラテン・アメリカ音楽の一つ。音楽的特徴はキューバ音楽の伝統を受け継いでいるが,担い手はおもにプエルト・リコからの移民たちで,急速に増大しつつあったスペイン語使用集団の文化的紐帯としての役割を果たした。人気ミュージシャンはピアノのエディ・パルミエーリ,トロンボーンのウィリー・コロンなど。73年8月にヤンキー・スタジアムで行われたサルサ・コンサートには4万人の聴衆が集まり,最高の盛上りをみせた。

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大辞林 第三版の解説

サルサ【salsa】

キューバの民族音楽を起源とし、ジャズなどの影響を受けて発展した音楽。1960年代から70年代にかけて盛行。
料理のソースの一種。トマトを主体とし、酸味と辛味が強い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サルサ
さるさ
salsa

キューバ起源のアメリカのポピュラー・ダンス音楽。スペインの舞踊音楽と西アフリカの舞踊リズムとが融合してできあがったダンソンdanzn、グアラーチャguaracha、ソンson、ルンバ、チャチャチャ、マンボなどのアフロ・キューバン音楽の要素をもとに、1940年代につくられた混成音楽。サルサとは「(料理用の)ソース」という意味だが、その語義のとおり、さまざまな音楽的要素の混ざり合いを大きな特徴としている。
 1950年代には多くのキューバ人音楽家がニューヨークへ移住し、そこでビッグ・バンドによるスウィング・ジャズ様式を取り入れ、「ラテン・ジャズ」として発展させた。このころ、ボーカル、パーカッション(ボンゴ、コンガ、クラベス、マラカス、ギロなどの打楽器)、ピアノ、ベース・ギター、トランペット、トロンボーン、サクソフォーンなど、十数人からなる編成が標準的となった。
 その後1960年代から1970年代にかけて、サルサを大きく発展させたのは、ニューヨークに住むプエルト・リコからの移住者たちだった。彼らは、自国の音楽の要素(ボンバbombaとよばれるリズムやクアトロcuatroという小型の10弦ギター)、およびジャズの要素(ハーモニーや即興的な独奏スタイル)を積極的に取り入れた。それによりサルサは、当時のプエルト・リコ人の文化的なシンボルになるとともに、ほかのラテン・アメリカ諸国(ベネズエラ、コロンビア、パナマなど)にも広がっていった。
 1980年代から1990年代にかけて、ラテン・バラードをサルサのリズムと融合させた新しいスタイル、サルサ・ロマンティカが生まれた。その特徴は、よりロマンティックな歌詞とゆっくりとしたテンポ、リズムよりもメロディの重視、コード変化の多用などにあり、官能的な踊りとも結び付いて多くのヒット曲が生まれた。
 1950年代から1990年代におけるサルサの代表的な演奏家と歌い手としては、ピアノ奏者エディ・パルミエリEddie Palmieri(1936― )、パーカッション奏者のレイ・バレットRay Barretto(1929―2006)、ティト・プエンテ、サルサの歌姫セリア・クルーズCelia Cruz(1925―2003)、トロンボーン奏者・歌手のウィリー・コロンWillie Coln(1950― )、ギター奏者・歌手のルベン・ブラデスRubn Blades(1948― )、歌手のホセ・アルベルトJos Alberto(1958― )、ラロ・ロドリゲスLalo Rodrguez(1958― )らがあげられる。[山田陽一]
『SALSA HOTLINE JAPAN編『SALSA!――恋するサルサブック』(1999・音楽之友社) ▽スー・スチュワード著、星野真理訳『サルサ――ラテンアメリカの音楽物語』(2000・アスペクト)』

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