フランス北部、セーヌ・サン・ドニ県の都市。人口8万5832(1999)、11万1103(2015センサス)。パリの北に隣接し、セーヌ川とウルク運河を結ぶサン・ドニ運河に臨み、パリとリールを結ぶ高速道路が通じる。機械、化学、電子などの工業が盛ん。サン・ドニ修道院(12~14世紀)があり、その起源は、モンマルトルの丘で殉教した聖人サン・ドニの埋葬地にサント・ジュヌビエーブ(聖女)が建てたという伝説のある僧院であった。この教会は代々のフランス王を埋葬したバジリク(宗廟(そうびょう))で、司教座教会でもある。12世紀には大市が開かれた。
[高橋 正]
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…ただしトウモロコシなどの食料は自給率25%程度で,米を肉や魚とともに輸入に頼らなければならない。行政の中心は北岸のサン・ドニSaint‐Denis(人口12万2000,1990)である。【戸谷 洋】。…
…オルフェウスの首は海を流れてレスボス島にたどりつき,かみつこうとした大蛇はアポロンによって石と化せられたという(オウィディウス《転身物語》)。切られたみずからの首を持ち運んだというサン・ドニ(ディオニュシウス)の話も有名。頭【池沢 康郎】。…
…Denysともつづる。〈聖人〉を意味する〈サンSaint〉を付してサン・ドニと呼ぶことも多い。フランスの守護聖人ならびに14救難聖人の一人。…
※「サンドニ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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