サーロイン

デジタル大辞泉 「サーロイン」の意味・読み・例文・類語

サーロイン(sirloin)

牛の腰の上部の柔らかい肉。ローストステーキに最適。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「サーロイン」の意味・読み・例文・類語

サーロイン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] sirloin ) 牛の腰の上部の上等な肉。最上のロースト用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「サーロイン」の意味・わかりやすい解説

サーロイン

牛肉のロース肉の一種背中の中央部の肉で俗に鞍下(くらした)ともいい,ヒレ肉内ロース)の外側に当たる。適当に脂肪があり美味。ステーキ,ロースト,すき焼などに好適。
→関連項目霜降り肉テンダーロイン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「サーロイン」の解説

サーロイン【sirloin】

牛肉の部位名称一つ背側の腰の上部の肉でリブロースももの間(第11胸椎から腰椎仙椎の結合部までのあたり)に位置している。さしが入りやすく、やわらかい。ステーキやすき焼きにする。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

栄養・生化学辞典 「サーロイン」の解説

サーロイン

 ウシ枝肉背肉ロインというが,それを背の線に沿って切断して分けたときの後ろの部分.ステーキに適する.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のサーロインの言及

【牛肉】より

ウシ【森田 重広】
[調理]
 牛肉の肉質は部位によっても異なるので,それぞれの料理に合わせて肉を選ぶことが必要である。ヒレ(テンダーロイン),リブロース,サーロインはステーキやローストにするが,ステーキについては〈ビーフステーキ〉の項を参照されたい。ローストビーフは少なくとも1kg以上の牛肉の塊を用意し,天火でミディアム(内部に生の部分が残る程度)に焼いたものに,流れ出た肉汁の味をととのえたグレービとホースラディシュを添えて供するもので,これの冷製がコールドビーフである。…

【ビーフステーキ】より

…トルヌードは150g程度の円形の厚切りにしたものを用いる。いわゆるロースは適度な柔らかさと脂肪があり,肩寄りのリブを用いたリブステーキ,腰に近く,肉質が最もよいとされるサーロインを焼いたサーロインステーキなどがある。サーロインにつづいて腰骨の上部に位置するランプrumpを用いたランプステーキは,やや,かみごたえがある。…

※「サーロイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android