ザンクトペルテン(英語表記)Sankt Pölten

デジタル大辞泉 「ザンクトペルテン」の意味・読み・例文・類語

ザンクト‐ペルテン(Sankt Pölten)

オーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州都市。同州の州都中世より織物業が発展し、現在も繊維産業機械工業が盛ん。17世紀から18世紀にかけて建造、または改築されたバロック建築の建造物が数多く残っている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ザンクトペルテン」の意味・わかりやすい解説

ザンクトペルテン
Sankt Pölten

オーストリア北東部,ニーダーエスターライヒ州の州都。ウィーンの西約 60kmのトライゼン川沿いに位置する。古くはローマ植民地で,8世紀に修道院を中心に発達。 1159年に都市権を獲得。 1490年までパッサウ司教領。市庁舎のほか,聖堂,礼拝堂などの歴史的建築物が多い。化学製紙機械繊維などの工業立地。人口4万 9805 (1991) 。

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