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シャノン川 シャノンがわRiver Shannon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャノン川
シャノンがわ
River Shannon

アイルランド最長の川。全長約 370km,流域面積約1万 5700km2。同国北部,カバン県北西部に源を発し,アレン,リー,ダーグなどの細長い湖を形成しながら,沼沢地や泥炭湿地の多い中央低地をほぼ南に流れ,リマリックで西に方向を変え,長さ 100km以上に及ぶ三角江をなして大西洋に注ぐ。途中東西方向のグランド,ロイヤル両運河が交差し,これによってアイルランド島東岸のダブリンと結ばれている。サック川ほか支流が多く,アイルランドの主要水力資源。かつては内陸水路として重要であったが,現在は沿岸の景勝地を対象とする観光船がおもに航行する。流路は多くの県の境界をなし,渡河可能の地が少なかったため川の両側に発展の差が生じ,西側の諸県は東側に比べ経済的に恵まれなかった。また渡河できる地点に橋がかけられ,そこに形成された集落が発展したものがリマリック,アスローン,キラロー,カリックオンシャノンなどの都市である。サケが産卵期に遡行する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シャノン川
しゃのんがわ
Shannon

アイルランド最大の河川。アイルランド北西部、スライゴー湾の東約50キロメートルの北部丘陵地帯に源を発し、南流して中央低地のアレン湖、リー湖、ダーグ湖など大小の氷食湖を通過して南西部に至り、大西洋に注ぐ。細長い河口の最奥に港湾都市リムリックが位置する。同市の上流約3キロメートルからは感潮河川となる。全長370キロメートル、流域面積1万1648平方キロメートル。ロイヤル運河、グランド運河によりダブリンと通じる。1929年にダムが完成し、アイルランド諸産業の電力源となってきた。[米田 巌]

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