シャーク湾(読み)シャークわん(英語表記)Shark Bay

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャーク湾
シャークわん
Shark Bay

オーストラリア,ウェスタンオーストラリア州西部にある湾。西はバーニア,ドール,ダークハートグの3島で,南と東は本土で囲まれ,ジオグラフ,ナチュラリスト両海峡でインド洋に通じる。長さ約 160km,幅約 80km。湾の南部はペロン半島により二つの小湾に分けられている。北部東岸にガスコイン川が注ぎ,河口にカーナーボンがある。かつて真珠採取が行なわれていたが現在はエビ漁,製塩などが行なわれる。ザトウクジラジュゴンアオウミガメの生息地としても知られ,1991年世界遺産の自然遺産に登録。

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デジタル大辞泉の解説

シャーク‐わん【シャーク湾】

Shark Bay》オーストラリア、西オーストラリア州西岸の湾。主な町は湾口近くのカナーボン。水深2メートル程度の浅海が広がり、湾奥のハメリンプールでは現生のストロマトライトが見られる。また、ジュゴンバンドウイルカジンベイザメなどが生息する。1991年、世界遺産(自然遺産)に登録された。シャークベイ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シャーク湾
しゃーくわん
Shark Bay

オーストラリア、ウェスタン・オーストラリア州中部西岸の湾。半島と島に囲まれ、二つの湾入に分かれる。湾口近くにカーナーボンCarnarvon(人口9152。2001)の町がある。エビ漁などの漁業と製塩が行われ、塩(年産約150万トン)は日本などに輸出される。1699年にダンピアが来航して命名した。このダンピアによる情報が『ガリバー旅行記』の馬の国の位置のヒントになったといわれる。なお、この湾は1991年に世界遺産の自然遺産として登録されている(世界自然遺産)。[谷内 達]

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