シャーマン反トラスト法(読み)シャーマンはんトラストほう(英語表記)Sherman Antitrust Act

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャーマン反トラスト法
シャーマンはんトラストほう
Sherman Antitrust Act

1890年にアメリカ合衆国連邦議会において,州際または国際取引における独占および取引制限を禁止するために制定された法律。「不法な制限および独占から取引を保護するための法律」の通称オハイオ州のジョン・シャーマン上院議員の名にちなんだ通称で,シャーマン法ともいう。全文 8ヵ条からなる簡単な内容の規定で,アメリカにおける反トラスト法の重要な法源であり,その後に制定されたクレイトン法連邦取引委員会法とともに,日本の独占禁止法のモデルとなっている。

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デジタル大辞泉の解説

シャーマン‐はんトラストほう〔‐ハン‐ハフ〕【シャーマン反トラスト法】

Sherman Antitrust Act》1890年、米国で制定された最初の独占禁止法。主としてカルテルトラストなどの独占的行為を禁止するために生まれた。米国の政治家J=シャーマンが提案。

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精選版 日本国語大辞典の解説

シャーマン‐はんトラストほう ‥ハントラストハフ【シャーマン反トラスト法】

(トラストはtrust) アメリカ最初の全国的な反トラスト法。一八九〇年成立。法文解釈について多くの疑義が生まれ、トラストの成立を防ぎきれなかったばかりでなく、労働運動を取り締まる措置をとったりしたため、実効は少なかった。

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