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シンジュサン シンジュサン Philosamia cynthia

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シンジュサン
シンジュサン
Philosamia cynthia

鱗翅目ヤママユガ科。前翅長 63~72mm。翅は比較的細長く,前翅端は細く曲って突出するが,特に雄で著しい。翅の基半部は濃褐色で,前後翅にそれぞれ1個の三日月状の白色斑があり,外縁部から白色帯で区画される。

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百科事典マイペディアの解説

シンジュサン

鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガの1種。開張130mm内外で,沖縄のヨナグニサンを除けば日本最大のガ。暗紫褐色の地に白帯と白紋があり,白帯に沿って紫紅色を帯びる。
→関連項目シンジュ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シンジュサン
しんじゅさん / 樗蚕
[学]Samia cynthia

昆虫綱鱗翅(りんし)目ヤママユガ科に属するガ。はねの開張120ミリメートル内外。前翅頂部は突出し、内側を白線で縁どった黒紋がある。前後翅とも、はねの中央に新月形の白紋があって、その下は黄褐色紋で縁どられている。この紋の外側を白帯が走り、その内側は黒色、外側は紫赤色。日本全土のほか、周辺の大陸および台湾からインドにかけて広く分布する。温暖地では1年に2回、5~6月と8~9月に出現、寒冷地では1年に1回、夏に出現する。夜行性でよく灯火に飛来する。幼虫は体長50ミリメートル内外。体は太く、白粉で覆われた淡い青緑色、短い肉質突起を多数生じ、その先端は青色、気門とその下の肉質突起は黒色で縁どられている。シンジュ、ニガキ、キハダ、クヌギ、エゴノキ、クスノキなど多くの樹木の葉を食べる。蛹化(ようか)するときは、葉を縦に巻いて堅固な繭をつくる。蛹(さなぎ)で越冬する。中国産や日本産の種は、ヨーロッパやアメリカに移入され、よく飼育されている。ことにアメリカでは、中国原産のものが野生化して全国的に広がってしまった。インドのアッサム地方では、本種の飼養品種であるエリサンあるいはヒマサンという系統が繭から絹糸をとる目的で飼われ、日本や台湾にも移入され、飼育されている。野生種より小形で、幼虫はトウゴマやキッシルの葉を食べる。[井上 寛]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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