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上辺 ウワベ

デジタル大辞泉の解説

うわ‐べ〔うは‐〕【上辺】

物の表面。おもて。外面。
内実とは違った見せかけのようすや事情。見かけ。外観。「上辺をつくろう」

かみ‐べ【上辺】

《古くは「かみへ」》かみの方。川の上流。⇔下辺(しもべ)
「―には千鳥しば鳴き下辺にはかはづ妻呼ぶ」〈・九二〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

うわべ【上辺】

物事の外に現れて見える姿。外観。表面。 「 -をつくろう」
内実の伴わない表面的な態度。 「 -だけで誠意がない」

かみべ【上辺】

〔「かみへ」とも〕
上の方。川の上流。 ↔ 下辺しもべ 「吉野の川の…-には千鳥しば鳴く/万葉集 920

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の上辺の言及

【京都[市]】より

…市街地の偏在化が進んだために,このころになると本来の朱雀大路が西朱雀路と呼ばれる一方,東京極大路に東朱雀大路,鴨川(原)に朱雀河(原)の呼称が生まれている。また市域も二条大路を境に,上辺(かみわたり)・下辺(しもわたり)と呼ばれたが,これは中世では上京下京という呼称にかわる。また条坊制の四行八門の制による地点表示法が崩れはじめ,道路を基準とする表示法,たとえば〈油小路西,六角通北〉といったいい方が11世紀の後葉に登場したのも留意されるところで,これは人為的な都市が生活に即した形に変容しはじめたことを物語っている。…

【平安京】より

…このころになると,東河といわれた鴨川の東,白河の地に市街地が形成され,〈京・白河〉の称が生まれる一方,鴨川(原)を朱雀川(原),東京極路(とくに二条以北)を東朱雀路と呼ぶこともあった。他方,市街地の北と南の区別が二条通(大内裏南辺の東西路)を境にしてなされ,上辺(かみわたり),下辺(しもわたり)の称も生まれた。のちの上京,下京である。…

※「上辺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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