seam ,parting
地層の中の特定の層または脈。一般には性質の大きく異なる二つの層を隔てる薄層を指す。元来,石炭層や鉱石の中にみられる薄い異質の岩層を指すが,転じて厚い粘土層中に砂の薄層や,逆に厚い砂層中に粘土の薄層が挟まれた場合のように,厚い地層中に挟まれた薄い層をいう。衣服の二つの部分の間の縫い目に似ていることに由来。鉱床学・火成岩岩石学分野では,地層中の石炭や層状苦鉄質貫入岩体中の層状クロマイト鉱床に対して伝統的に使用。前者の場合,採掘可能な程度の厚さをもつ層に用いられ,後者の場合,厚さ数mm~最大8mほどに達する。薄片ないし露頭において,縫い目状に濃集するオキサイドや有色鉱物の産状を指す場合もある。
執筆者:山崎 徹・清水 恵助
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...