ジフェニルアセチレン(読み)じふぇにるあせちれん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジフェニルアセチレン
じふぇにるあせちれん
diphenylacetylene

代表的なアセチレン化合物の一つ。トランともいう。白色針状晶で、とくににおいはない。
 スチルベンに臭素を付加し、ついで水酸化カリウムで脱臭化水素すると生成する。またベンジルヒドラゾンを酸化水銀で酸化しても得られる。多くのジエン類とジエン合成(ディールス‐アルダー反応)を行う。また硫酸によって水の付加がおこり、ベンジルフェニルケトンを生成する。[向井利夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のジフェニルアセチレンの言及

【トラン】より

ジフェニルアセチレンともいう。芳香族炭化水素の一つ。…

※「ジフェニルアセチレン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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