コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎) じゃんぱーひざしつがいじんたいえん Jumper's Knee

1件 の用語解説(ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

じゃんぱーひざしつがいじんたいえん【ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎) Jumper's Knee】

[どんな病気か]
 膝蓋靱帯の炎症です。跳躍、キック、疾走などで、膝蓋靱帯に微小な損傷が発生して炎症をおこし、膝蓋骨の下に痛みが出るものです。
 バスケットボールバレーボールなどのジャンプを多用するスポーツ重量挙げなどのスクワット(しゃがみ込み)を行なうスポーツでおこります。
[症状]
 膝蓋骨の下が徐々に痛むようになります。この痛みは、つぎの三段階に分けられます。
●軽度=痛みを感じるのは運動後で、運動はふつうにできる。
●中等度=運動中、運動後に痛みを感じるが、運動は十分にできる。
●重度=運動中、運動後のほか、日常動作でも痛みを感じ、十分に運動ができない。
 痛みは、座って脚(あし)を伸ばしたり、膝の靱帯を押したりすると強くなります。長い時間、膝を動かさずにいると膝がかたくなります。
[治療]
 痛みが出たらジャンプ、ランニングなどの原因となる運動を中止し、膝の安静をはかります。
 そして、最初の3日間はアイシング(冷却)やアイスマッサージを行ない、その後は温湿布(おんしっぷ)をします。
 痛みには、抗炎症薬や鎮痛薬を服用します。これらの薬を含んだ外用剤を膝に用いることもあります。
[予防]
 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)のストレッチングをじっくりと行なうと、大腿四頭筋の伸びがよくなり、膝靱帯にかかる負担が少なくなって、ジャンパー膝の発症を予防します。
 ジャンプやダッシュを行なう前に、入念なウオーミングアップを行なって、からだ全体を暖めることも予防にはたいせつです。シューズは、底の厚いものを使用しましょう。痛みを軽減するのに効果があります。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)の関連キーワード甲状腺炎心筋炎脊髄炎膝蓋腱脊椎炎腸炎何心地急性糸球体腎炎繋靱帯炎 (desmitis, suspensory desmitis)繋靱帯炎 (desmitis)

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone