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ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎) じゃんぱーひざしつがいじんたいえんJumper's Knee

家庭医学館の解説

じゃんぱーひざしつがいじんたいえん【ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎) Jumper's Knee】

[どんな病気か]
 膝蓋靱帯の炎症です。跳躍、キック、疾走などで、膝蓋靱帯に微小な損傷が発生して炎症をおこし、膝蓋骨の下に痛みが出るものです。
 バスケットボールやバレーボールなどのジャンプを多用するスポーツ、重量挙げなどのスクワット(しゃがみ込み)を行なうスポーツでおこります。
[症状]
 膝蓋骨の下が徐々に痛むようになります。この痛みは、つぎの三段階に分けられます。
●軽度=痛みを感じるのは運動後で、運動はふつうにできる。
●中等度=運動中、運動後に痛みを感じるが、運動は十分にできる。
●重度=運動中、運動後のほか、日常動作でも痛みを感じ、十分に運動ができない。
 痛みは、座って脚(あし)を伸ばしたり、膝の靱帯を押したりすると強くなります。長い時間、膝を動かさずにいると膝がかたくなります。
[治療]
 痛みが出たらジャンプ、ランニングなどの原因となる運動を中止し、膝の安静をはかります。
 そして、最初の3日間はアイシング(冷却)やアイスマッサージを行ない、その後は温湿布(おんしっぷ)をします。
 痛みには、抗炎症薬や鎮痛薬を服用します。これらの薬を含んだ外用剤を膝に用いることもあります。
[予防]
 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)のストレッチングをじっくりと行なうと、大腿四頭筋の伸びがよくなり、膝靱帯にかかる負担が少なくなって、ジャンパー膝の発症を予防します。
 ジャンプやダッシュを行なう前に、入念なウオーミングアップを行なって、からだ全体を暖めることも予防にはたいせつです。シューズは、底の厚いものを使用しましょう。痛みを軽減するのに効果があります。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

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