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ジュッジ国立鳥類保護区 ジュッジコクリツチョウルイホゴク

デジタル大辞泉の解説

ジュッジ‐こくりつちょうるいほごく〔‐コクリツテウルイホゴク〕【ジュッジ国立鳥類保護区】

Parc national des oiseaux du Djoudjセネガルの北西部にある鳥類保護区。サンルイの北約60キロメートルに位置する。セネガル川河口の三角州に広がる湿地で、ヨーロッパや東アフリカから、オオフラミンゴやモモイロペリカンなど300万羽もの渡り鳥が飛来し越冬する。1977年、ラムサール条約に登録。1981年、世界遺産(自然遺産)に登録。外来種の水草が繁殖し生態系への悪影響が懸念されており、たびたび危機遺産リストに登録されている。ジュッジ鳥類国立公園

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世界遺産詳解の解説

ジュッジこくりつちょうるいほごく【ジュッジ国立鳥類保護区】

1981年に登録された世界遺産(自然遺産)。セネガル北西部の都市サン・ルイの北約60kmに位置する、世界第3位の規模を持つ鳥類保護区で国立公園である。1971年に鳥類保護区として指定され、1975年に、そのエリアが拡張され、1980年にはラムサール条約登録地となった。セネガル川河口のデルタ地帯に設けられたこの公園の緑地帯には、フラミンゴ、ペリカン、ガンビアガン、サギなど350種を超える渡り鳥300万羽が越冬のために飛来する。また、オオトカゲ、ニシキヘビなどの爬虫類、ウシ、パタスモンキー、イボイノシシ、ハイエナ、サーバル、ドーカスガゼルなどの哺乳類も生息している。2000年には危機遺産リストに登録されたが、水草植物の繁殖の脅威を根絶したとして、2006年に危機遺産リストから削除された経緯がある。しかし、1986年のセネガル川のディアマ・ダムの稼働開始後、農業排水による水質汚染や、養分の減少などの自然環境の悪化が急速に進行し、生態系に深刻な影響を与え始めている。また、砂漠化の進行も大きな懸念材料になっている。◇英名はDjoudj National Bird Sanctuary。ジュッジ鳥類国立公園ともいう。

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