翻訳|steel guitar
ポピュラー音楽で使用されるギターの一種。水平に置き左手に持った鋼鉄の棒(スチール・バー)で弦を押さえ,右手の義爪(ピック)で演奏する。スライド・ギターの代表的なもので,ハワイ起源のためハワイアン・ギターHawaiian guitarともいう。スチール・ギターの名は左手に持つ棒からきている。1880年代ころにハワイの人ジョゼフ・ケクク,ジェームズ・ホア,もしくはガブリエル・ダビオンのいずれかが考案したとされ,普通のスパニッシュ・ギターの上駒にアダプターを乗せ,弦を指板から高くして使っていた。右手には親指など3本の指にピックをはめ,調弦はオープンAチューニング(高音からE・C♯・A・E・A・E,つまりホ・嬰ハ・イ・ホ・イ・ホ)を用いた。スチール・ギターは19世紀末から20世紀初めころ,アメリカ各地を巡業したハワイ音楽の楽団によって広く紹介され,カントリー・ミュージックなどにも応用されるようになった。1930年代初頭には電気増幅器のついたエレクトリック・スチール・ギターが開発され,まずカリフォルニア州のリッケンバッカー社で製品化されてハワイにも普及した。その後,楽器の改良が進み,フットペダルで調弦を変えることのできるペダル・スチールが今では一般に使用されている。日本へは戦前にバッキー白片(1912-94)などが紹介し,電気化以前の素朴なスチール・ギターの音色が歌謡曲の伴奏に取り入れられた例も多かった。
→スライド・ギター
執筆者:中村 とうよう
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電気ギターの一種。いわゆるハワイアンでよく用いられ、ハワイアン・ギターとよばれることも多い。19世紀にポルトガル人がハワイにもたらしたギターが形を変えたもので、形状はチター型である。普通、金属弦が6本あり、共鳴胴はなく、電気的に音を増幅、変調する。奏法は、左手の金属棒で指板を押さえ、右手の三つのピックで弦をはじく。スチール・ギターに特有のグリッサンドは、左手をスライドさせて発音する。
[卜田隆嗣]
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「ハワイアン・ギター」のページをご覧ください。
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